【投稿者コメント】(追記に付き再掲載)
【キーワード】
[安全性評価試験走行で]、[走行安全性証明すべし]、[個人情報を悪用するな]
【件名】
「リニア開業延期で静岡県民叩きが始まったが、はたして、直下型地震の震源の線状地帯である「中央構造線」をぶち抜く「リニア新幹線」は安全なのか?/現政権が取得・所持を義務化する「マイナンバーカード」が「野放図な個人情報の目的外使用」に悪用されない保証は皆無だ!」
【投稿本文】
なんと、「静岡をリニアが通らぬから」とか、「大井川の伏流水が静岡に流れぬから」と云う理由で、リニア工事反対と云う事で、約10Kmの飛び地の環境影響調査の為のボーリング調査さえも反対を唱えた為に、リニア静岡工区の工事は、未着手・手付かずと云う!
環境影響調査・評価もせずに、工事反対とは、理不尽な!?
しかも、専門家でもない首長のただの思い込み・独断先行に依る反対とは、不合理の極みだ!
何事も、専門家に依る、合理的な裏付けデータで立証された「調査報告署・評価査定書」が無い限り、工事反対の合理的な判断・論拠には成り得ない!
「大型化学プラント」や「大型発電プラント」や「大型港湾荷揚げプラント」等の数千億円規模の工事の完成納期が半年と云わず、1~3ヶ月遅れるだけで、建設コストは、数百億~数千億円も増大する!
増大するコストの内訳は、人件費・施工費・検査費・施設保全費・材料費高騰・金利負担増等で、短期間にネズミ算式に莫増する!
激増するのは、国庫負担金だけでなく、運賃で精算するJR東海の工事負担金も増大するから、当初の新幹線並みのリニア運賃が、新幹線の数倍のリニア運賃に増大して、公共料金の意味合いが薄れると云う、由々(ゆゆ)しき事態にもなり、国家事業を大きく歪めてしまう!
しかも、リニア新幹線は、天災の被害を受け難いと云う特性を活かして、天変地異や事故等で、現行の東海道新幹線が長期間運休した場合の補完新幹線の役割を持つから、リニア新幹線が完成しない間は、現行の東海道新幹線が長期間運休した場合は、長期間、高速移動手段を失うと云う損害を被(こうむ)るから、国土保全上、国土安全保障上も、大きな禍根・脆弱性を抱える事にもなる!
◇【本 題】
当方は、何も、「リニア新幹線賛成派」でもなければ、「リニア新幹線反対派」でもない!
ここは、中立的な立場で書くべきだが、敢えて、恣意的に書いている!
単に、無責任な、反省しないジミンやウヨどもが云いそうな御託と悪行を並べ立てたものだ!
なぜ、静岡県民だけを標的にした、不当な、憲法・法規制違反の、差別行為が可能なのか?
なぜ、現政権は、ことさらに、半ば強制的に、マイナンバーカード取得・所持を推奨・義務化するのか?
それは、国民オール・マイナンバーカード所持が実現すれば、
地方交付税配布金を事業資金とする公共事業の申請時や、
医師・弁護士・一級建築士・税理士等の士業試験の受験申請時や、
国公立学校入学試験や国家公務員採用試験の受験申請時や、
リニア乗車券の予約購入申請時に、
「マイナンバーカード」の提示を義務化すれば、
「国の事業に反対する国民」を特定出来て、
好き放題に、恣意的な差別行為が出来てしまう!
これでも、"現政権に便利な"、「マイナンバーカード取得・所持の義務化」や「野放図な個人情報の悪用・目的外使用」に賛成しますか?
◇
これだけの記載だと、当方は、一方的な、「リニア新幹線賛成派」に視えてしまう!
そこで、某首長を援護する意図はさらさら無いが、「リニア新幹線の安全上の懸念」を明記すると・・・
そもそも、JR東海等は、「リニア新幹線は、天災の被害を受け難いと云う特性を持つ」と云うが、これを立証する根拠・証左を視た事が無い!
①破砕帯や活断層帯を横切る工区のトンネル構造物が、直下型地震動を受けた場合に、破壊せずに、持ち堪えて安全だと云う証明が無い?!
②破砕帯や活断層帯を横切る工区のトンネル構造物が、直下型地震動を受けた場合に、大規模な漏水やガス突出が無く安全だと云う証明が無い?!
③地下数百mの大深度のトンネルで、大規模な漏水やガス突出が発生しても、大勢の乗客が迅速安全に、地上に脱出出来る方策・施策が実行されていない?!
④浮上走行路とリニア車体との間隙はわずか数cmなのに、トンネル構造物が、直下型地震動を受けた場合に、浮上走行路が十分な構造強度を持って破壊変形せずに、脱線転覆せずに安全だと云う証明が無い?!
⑤時速500Km以上の高速走行するリニア車体が余震の縦揺れを検知しても、本震の横波が到達する前に、安全に停止出来ると云う証明が無い?!
◇
ここで、最近発生した「能登半島地震」では、下記の報告がある。
・「令和6年能登半島地震に伴う地殻変動(第3報)」
https://www.gsi.go.jp/chibankansi/chikakukansi_20240101noto_3_00001.html
に依れば、
『
令和6年(2024年)1月1日16時10分頃に発生した能登半島地震について、前報(2024年1月2日公表)以降、震源域周辺の電子基準点及び可搬型GNSS連続観測装置(REGMOS)で観測された1月7日までのデータを解析した結果、電子基準点「輪島2」で南西方向に2.0m程度の変動、1.3m程度の隆起が新たに判明しました。なお、この値は観測点の傾斜や局所的な変動の影響を受けている可能性があります。
』
との事で、「南西方向に2.0m程度の変動、1.3m程度の隆起が判明した」と明記している。
添付動画_「石川県「輪島」で約1.3m西に動く大きな地殻変動 電子基準点のデータ解析 国土地理院(2024年1月2日)」
https://www.youtube.com/watch?v=Hv_4FZV6MN8
添付図1_「「地殻変動で輪島が1.3m西に移動」国土地理院が解析結果を公開 能登地震」
更に、2016年の「熊本地震」と中央構造線との関連を以下の通り報告している。
・「「中央構造線」列島横切る巨大断層/熊本地震の延長上 九州~近畿で400年前に連続発生」
https://www.nikkei.com/article/DGXKZO99946320R20C16A4TJN000/
に依れば、
『
中央構造線にはひずみが集中しており、その周辺には活断層帯が多い。別府―島原地溝帯には、熊本地震を引き起こした日奈久(ひなぐ)断層帯や布田川(ふたがわ)断層帯、大分の地震との関連が疑われる別府―万年山(はねやま)断層帯などの活断層がある。中央には巨大な阿蘇山が存在し、雲仙岳がある島原半島から熊本県八代市沖までは活断層の密集地帯だ。安土桃山時代末期の1596年9月1日、中央構造線沿いの愛媛県でM7級の慶長伊予地震が起きた。その3日後に、およそ200キロメートル離れた大分県で、同程度の慶長豊後地震が起きている。その翌日に兵庫県で発生した慶長伏見地震も、これらの地震と関連するとみる研究者もいる。
今回の「熊本地震」は、遠く離れた断層が連動して動く可能性を印象づけた。地下の断層の動きはいまだ予測がつかず、対策は警戒を怠らないことしかない。
』
と報告している。
添付図2_「列島の「合わせ目」である中央構造線の周辺に多数の活断層が分布している。1596年にはマグニチュード7級の地震が連続して起きた」
リニア新幹線は、上記の添付図2に依れば、まさに、直下型地震の震源の線状地帯である「中央構造線」を大深度の「トンネル構造」で横断している。
更に、最近の「能登半島地震」では、「南西方向に2.0m程度の変動、1.3m程度の隆起が発生した」と報告されている。
数分間の直下型地震動で、数メールの上下水平の地殻変動が発生する事を最近の能登半島地震や熊本地震で経験した国民は、直下型地震の震源の線状地帯である「中央構造線」をぶち抜く「リニア新幹線」が決して、「時速500Kmの"超高速棺桶(かんおけ)"」には、成り得ず、安全である事を立証してもらわんと乗れないですよね?
この「リニア新幹線」の「安全性評価試験走行」には、「JR東海のCEO」と「国土交通大臣」と「原発安全判決を下した裁判官」と「原子力安全委員会委員長」を乗っけて、構造破壊強度立証試験に供してほしい!
「身を挺して、安全性を立証してみせや!」と云いたい!