国を滅ぼす素人政治屋の怖さとは?

【キーワード】素人政治屋の怖さ、責任感は皆無、論理的思考能力欠如


【投稿者コメント】

>「悲報・・・そして怖すぎの10年国債金利が1.935%」へのコメント

「トランプ崩壊とタカイチ崩壊の相似性」

憲法違反の、「関税強行」と「国民弾圧法のスパイ防止法
②物価高騰を無視続ける
③財政規律を無視する
最高裁人事に介入する
マスゴミに不法介入する
⑥大学・学会の予算・人事に介入する
⑦軍事拡大と警察・軍事の私的利用
⑧支持者への利益誘導
⑨政治資金を不法集金
⑩特定宗教のみを優遇

ゆえに、
どちらも、政治能力皆無の、国を破壊する、ただの、国賊・国家反逆者!
どちらも、後世、国の政治史の暗部・恥辱・汚点として、教科書で語り続けられる!
どちらも、国民はリーダの暴走阻止の為に、弾劾制度を強化して「国民リコール法」を制定した!(憲法・法規違反の事実のみで、即刻、当該リーダを現行犯処刑!)

 軍拡の罪深さは、決して使えぬ物への投資であり、国富をドブに捨てる行為だ!

 軍拡で犠牲になるのは、「国民生活」と「経済発展」だ!

 経済再興を願うのなら、これに抗(あらが)う、相反する愚行を即、改めて、まともな外交戦略を展開すべし!

 「政治能力」と「全体最適化能力」と「反実仮想能力」を欠いた賊人の暴走・迷走で国が滅ぶ!

日本経済の再興の為に、タカイチ総理がやるべき事とは?

【キーワード】経済と人は繁栄の礎、人と日本の価値を尊べ、改むるに憚る事勿れ


【投稿者コメント】

 「失われた30年」の最大の誤りは、「暗黙知=製造技術・製造ノウハウ」を無視・軽視して垂れ流しにした事!(希少葡萄の苗の流出と同じ)・・・

 中国や韓国は、まず、「暗黙知=製造技術・製造ノウハウ」を重視して、これらから脇を固めて、設計図や工程表さえ、入手出来れば、すぐに製造出来る体制を整えた! これに呼応して、金曜の夜行便で羽田や成田から、日本の技術者・研究者が、製造ノウハウや設計ノウハウの指導・アドバイスに行き、日曜夜に帰国すると云う事を繰り返した! ノウハウは人の頭の中だから、人を呼んで聞くしかない!

 今にして思えば、「失われた30年」の主要因は、政権与党の錯誤した経済・財政政策にあった事は間違いないが、それに加えて、労働政策の重大な誤りが大きな失政・停滞を招いた!

 小泉純一郎総理は、政権与党への経済団体からの圧力と御用学者のタケナカの助言を受けて、戦後の労働行政の一大転換の「労働者派遣法」の制定に踏み切り、「日本人の階層化・前時代的な階層身分制度=日本版カースト制度」の施行に踏み切った!

 労働人口を無用なコスト増を生む、無駄な労働資源と見なせば、正規社員と派遣労働者の労働意欲は減退し、生産性は落ちて、労務費削減費を大きく上回って、売上利益が急激に減退した!

<< 企業発展の力量・体力・礎(いしずえ)の人的資源を自ら、殺した当然の帰着であった!

 まさに、「角(つの)を矯(た)めて牛を殺す!」の例え通りの愚行だ! >>

 生産性低減や企業発展の原資(人的資源)の喪失は、一企業に留まらず、業界全体、国内全般に拡大して、更なる、経済・財政の停滞・悪循環を生む事になる!

 「日本人の階層化・前時代的な階層身分制度=派遣労働制=日本版カースト制度」の施行に踏み切れば、貧困化を加速し、それは世代をまたいで継承されるから、まさに、日本全体の経済・財政の停滞・悪循環を生む事になる!

 これぞ、まさに、「失われた30年!」ではないのか?

 タカイチ総理が、「今すぐに、物価高騰を喰い止めて、日本経済の復興を果たしたい!」と願うのなら、まず、やるべき事はふたつ!

【1】「公定歩合=日銀金利」を3%にして、「円安動向=日本売り」を是正して、輸入物価を下げて、適正な経済循環を取り戻す[経済政策の見直し]

【2】すぐに、派遣労働制を禁止して、まともな「労働政策」に是正する![労働政策の見直し]

 日本の価値を表す、正しい「為替レート(金利)」と、人を人として正当に評価する「労働制度」なくしては、日本の再生は有り得ない!

 これ、ねえ! 禁酒や禁煙と同じでっせ!

 経営者ふぜいの「輩(やから)共」が、嫌がっているだけですよ!

 30年掛けてチマチマやって駄目にしたんだから!

 是正・復興と云うのなら、ここは、スパッ!とやらんことには!

 やれ、1.5%だとか、1.25%とか、云う内は本気ではない!

 決意や覚悟を促し、決断させるには、3%ですよ! 絶対に!
 
 悪法の「派遣労働法」なんぞは即、破棄!

 ここは、国民目線で、全体最適を優先すべきだ!

 まともな経済循環を取り戻すには、多少の摩擦は覚悟すべき!

 歯切れが悪いですねえ?(立場は理解するも)

 それじゃ、「派遣労働制度」で経済が繁栄している国は、どこがありますか?

 そもそも、派遣労働制って、資本主義経済の原則の「需要と供給の関係のみが成立する!」に反した、歪んだ、強制措置、統制措置、そのものじゃ?

 歴史とか、発展は、社会の階層化・二分化から、フラットな民主主義に至ったのでは?

 だから、歴史の必然や民主主義に反するのが、「派遣労働制度」なんですよ!

 これって、戦前戦中に、神戸の893が、港湾労働者を支配する仕組みじゃ、ござんせんか?

 893由来の「派遣労働制度」って糞ですよ!

>幅は小さく見えても円高にふれる第一歩です。もっと大胆にしたいところでしょうがそれやると債券市場がパニックするでしょう。

→じゃ、逆のゼロ金利やマイナス金利にした所で、経済・財政・金融が破綻したでしょうか?
 経済や債券市場は、たかが、プラス3%では、ビクともしませんよ!

 それ位の絶対値の変動幅なんて、屁の河童ですたい!

 それ位の調整体力・機能は持ち合わせていますよ!

 貴殿は、まさか、金◯の小さい小役人じゃないですよね?

 聞く所に依ると、九州の彼の地では、西郷隆盛候の事を必ず、尊称を付けて、南洲翁もしくは、西郷先生と呼ぶが、小役人に成り下がった大久保利通は、一顧だにされず、郷土史の関連で出場すると、オオクボと呼び捨てにされると云う・・・

 彼の地では、西郷隆盛候の名言「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るものなり」は、今も連綿として生きているらしい・・・

 又、別の明言「功ある者には禄を与えよ、徳ある者には地位を与えよ」とあるが、タカイチ総理が、"徳ある者"かは、大いに議論を呼ぶ所だろう・・・

 明言の意味する所の「リーダーには、人間性が伴っていなければ、その人間はむしろ組織・社会・国を崩壊に導く危険性をはらんでいる!」と云う教えだが・・・

 更に、

 「万人の上に位する者、己れを慎み、品行を正くし驕者を戒め、節倹を勉め、職事に勤労して人民の標準となり、下民其の勤労を気の毒に思ふ様ならでは、政令は行はれ難し」

 「廟堂に立ちて大政を為すは天道を行うものなれば、些とも私を挟みては済まぬもの也」
(西郷隆盛)とも・・・

 トップに立つ人間には些かの私心も許されない。その私心が露わになった時、組織は駄目になる・・・


【追 記】(2025年12月4日)

 今朝のTVニュースに依ると、昨日12月3日の国会審議で、タカイチ総理は野党議員から、「タカイチ総理が支配する政党支部が、政治規制禁止法の制限を超える1、000万円の寄付を受け付けていた事件」について追求されると、謝罪も弁明もせずに、「正当な、合法的な寄附行為である!」として、居直ったと云う!

 幾らジミンの総理とは云え、総理成りたてで、いきなり、足下の自分が支配する政治団体の金まみれのスキャンダルなんぞ、ついぞ聞いた覚えはなく、目下、「政治資金規制法」の改正を審議中のタイミングとしては、最悪だ!

 タカイチ総理は些末な事、見解の相違と云う詭弁で逃れるつもりだろうが、国のリーダーの明確な違法行為を居直るなんぞ、有り得ない所業・悪行だ!

 そもそも、この方の、遵法精神や公徳心や常識を疑う行為が余りにも目立ち過ぎる!

 総理就任前の所業や事件やスキャンダルを視る限り、その本心・矜持・主義は、「法規制なんて破る為のものだ! バレた奴、捕まった奴が悪い! バレない様に、捕まらない様にやれば良い!」と伺わせる様な行動・発言だ!

 法規制を制定して遵守させるべき行政機関のトップが、遵法精神や公徳心や常識が皆無では、示しも付かないし、トップで居る資格も無い!

 こんなのが、国のトップとは、日本も、とことん、落ちぶれたもんだ!

 こんなゴミ総理は有害無益ゆえ、さっさと罷免(内閣不信任を可決)して、政治の場から叩き出すべきだ!

あのアプリどこ? iPhone内を検索する方法/ロック画面からでも探せます

【キーワード】すぐにアプリを使いたい、フォルダ内にアプリが、すぐに探せる


【投稿者コメント】

 iPhoneですぐにアプリを使いたい時に、多数のフォルダに多数のアプリのショートカットを格納しておれば、すぐには探せない!

 そこで、ロックック画面で下向きにスワイプすれば、検索窓が表示されるので、ここへアプリ名をキーインすれば、目的のアプリが起動する!

 検索窓へ、ファイル名をキーインすれば、目的のファイルも開ける! メモや連絡先も探せる!

【以下転載】

https://macfan.book.mynavi.jp/article/76011/
「あのアプリどこ? iPhone内を検索する方法/ロック画面からでも探せます/iPhone爆得テクニック」
                   著者: 小平淳一 掲載日:2025年11月30日
添付図1

 iPhoneに関するお金・時間・快適さを激変させる連載「iPhone爆得テクニック」。今回のテーマは「目的のアプリを即見つける」です。

■下方向へのスワイプで検索窓が! 目的のアプリに速攻アクセス

 ポケットからiPhoneを出してすぐにアプリを使いたいとき、ロックを解除し、ホーム画面から目当てのアプリを探すのは少し手間がかかります。特に使用頻度の少ないものは、画面を何度もスワイプしながら探すことに…。

 そこで、画面を下にスワイプして検索する方法を活用しましょう。ロック状態でも検索でき、ホーム画面を経由せずに素早くアプリを開けます。

 よく使うものは、「Siriからの提案」として表示されます。そこにない場合は、検索窓にアプリ名を入れて検索しましょう。この検索窓は、メモや連絡先なども検索できるので、積極的に活用してみましょう。

添付図2_ロック画面を下にスワイプします。→「Siriからの提案」にあるアプリをタップするか、または検索窓で名前を入力しましょう。

 

中国に依るClaude悪用サイバー攻撃では、生成AIを騙して、大規模攻撃に悪用した/悪用を喰い止める唯一の方法は、生成AIを禁止して、世界から生成AIを根絶するしかない

【キーワード】生成AIは犯罪ツール、生成AIは禁止せよ、誰でも攻撃可能に


【投稿者コメント】

 当方は、 https://blognouser.hatenablog.com/entry/2025/11/21/065836 で、『「Windows11のAIエージェントがマルウェアをインストールする可能性がある」とMicrosoftが警告/AIエージェントは犯罪者の御用達ツールだ/そんな危険物は有害無益/Inst不可を選択出来る様にすべし』と投稿した。

 まさに、下記の【以下転載】の記事は、「生成AIのエージェント機能が犯罪・ネットワーク攻撃に悪用された具体的事例」を報告したものだ。

 その概要は次の通り。

①人間が実質的に介入することなく実行された大規模サイバー攻撃の最初に記録されたケースであり、AIを単なる助言者として利用するのではなく、AIにサイバー攻撃そのものを実行させた。(「エージェント機能」の悪用)

②この脅威アクターは、Anthropicのエージェント型コーディングツール「Claude Code」をだまし、世界で約30の標的への侵入を試みて少数のケースで成功した。標的となったのは、大手ハイテク企業、金融機関、化学メーカー、政府機関などだ。

③攻撃は、AIモデルの下記3つの特徴・機能に依存した。

●知能:
 モデルの能力は、複雑な指示に従い、コンテキスト(文脈)を理解して非常に高度なタスクを実行出来るレベルにまで全般的に向上している。

●自律性:
 モデルはエージェントとして機能出来る。つまり、人間が時々、最小限の入力を行うだけで、自律的な行動を取り、タスクを連鎖させ、意思決定を行うループを繰り返す事が出来る。
●ツール:
 モデルは広範なソフトウェアツールにアクセス出来る。Web検索、データ取得など、これまで人間のオペレーターの領分だった多くの行動が可能になった。サイバー攻撃の場合、モデルが使用するツールには、パスワードクラッカー、ネットワークスキャナーなどのセキュリティ関連ソフトウェアが含まれる。

④添付図1は、サイバー攻撃の実行段階を示しており、各段階では、上記の3つの特徴・機能全てが使われた。

・第1段階では、人間のオペレーターが標的を選択した。更に、攻撃フレームワーク(人間の最小限の関与に依り、標的を自律的に侵害するように構築されたシステム)を開発した。このフレームワークは、サイバースパイ活動を実行する自動化ツールとしてClaude Codeを使用するものだ。

 この時点で、脅威アクターは「Claude」に、攻撃に関与する事を納得させる必要があった。そこで、ジェイルブレイク(脱獄)を行い、騙してガードレールを回避させた。

 すなわち、攻撃を小さな、一見無害なタスクに分解する事で、悪意ある目的の全体的コンテキストをClaudeに知られないようにした。Claudeに対し、「自分はサイバーセキュリティ企業の従業員で、防御テストを担当している」と云う設定を伝えた。

 要するに、有害な行動を回避するように広範にトレーニングされた「Claude」を騙した訳だ!

・次に、第2段階では、Claude Codeに、標的組織のシステムとインフラを検査し、最も価値の高いデータベースを特定するように指示した。Claudeは、人間のハッカーチームが要する時間の極く一部でこの偵察を実行出来た。

・第3段階では、Claudeは調査を行い、独自のエクスプロイトコードを作成して、標的組織のシステムのセキュリティ脆弱性を特定して、侵入テストを行った。攻撃フレームワークはClaudeを使用して認証情報(ユーザ名とパスワード)を収集して、更なる上位アクセス権を獲得した上で、大量の機密データを抽出して、情報価値に応じて分類した。

 こうして最高権限のアカウントが特定され、バックドアが作成され、人間の最小限の指示・監督でデータが窃取された。

サイバー攻撃の8~9割でAIを悪用し、人が対抗出来ないほど高頻度化した。脅威アクターはサイバースパイ活動の8~9割でAIを悪用した。Anthropicは「人間の出番は、1件の活動に付き4~6つの重要な意思決定ポイント程度に限られていた。AIに依って実行された膨大な作業は、人間のチームであれば膨大な時間を要しただろう。攻撃のピーク時には、AIは数千のリクエストを実行し、1秒当たり複数件の頻度に上る事も多かった。人間のハッカーには到底太刀打ち出来ない攻撃速度だ。

⑥高度なサイバー攻撃を実行する障壁は大幅に下がっており、Anthropicは、今後も下がり続けると予測している。環境が整えば、脅威アクターは今すぐにでも、エージェント型AIシステムを長期間使用して経験豊富なハッカーチームと同様の作業が出来る。標的にするシステムの分析、エクスプロイトコードの作成、盗んだ情報の膨大なデータセットのスキャンを、どんな人間よりも効率的に行える。経験やリソースが少ないグループも、今では大規模攻撃を実行出来る。

⑦Anthropicは、高度なサイバー攻撃の発生が避けられない中、サイバーセキュリティの専門家が将来の攻撃に備えて、その検知、阻止に成功する事を支援すべく、Claudeに強力な安全対策を組み込むと云う。

⑧サイバーセキュリティには根本的な変化が起きており、Anthropicは、企業・組織のセキュリティチームが、SOCの自動化、脅威検知、脆弱性評価、インシデント対応などの領域で、AIを防御に活用する事を推奨する。開発者にも、敵対的な悪用を防ぐ為に、AIプラットフォーム全体に渡る安全対策の施行を推奨している。

⑨Anthropicは、今回紹介した手法について「間違いなく多くの攻撃者に依って悪用される」と予測しており、IT業界全体での脅威情報の共有、検知手法の改善、安全対策の強化の重要性と規格化・標準化の必要性を訴えている。

<< 上記の⑦~⑨で、「毒には毒で対処すべし!」の如く、「生成AIが攻撃に悪用されたら、防御に生成AIを活用すべし!」と述べているが、これじゃ、「果てのない泥棒と鍵屋の攻防!」と同様で、攻防は際限がなく続くだけだ!

 攻防を喰い止める唯一無二の方法は、生成AIそのものを禁止して、世界から生成AIを根絶するしかない! >>

 

【以下転載】

https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/articles/2511/28/news067.html 
「中国に依るClaude悪用サイバー攻撃をAnthropicが報告/どうAIをだましたのか?/悪用された最近のAIモデルが持つ3つの特徴、機能とは」

 Anthropicは、2025年9月に検知した「極めて高度なサイバースパイ活動」とそのサイバーセキュリティへの影響についてまとめたレポートを発表し、その概要を公式ブログで紹介した。
                     [@IT] 2025年11月28日 13時00分 公開

 Anthropicは2025年11月14日(米国時間)、同年9月に検知した「極めて高度なサイバースパイ活動」とそのサイバーセキュリティへの影響をまとめたレポート「Disrupting the first reported AI-orchestrated cyber espionage campaign」(初めて報告されたAI主導型サイバースパイ活動の阻止)を発表し、その概要を公式ブログで紹介した。

 同社は、今回紹介するサイバー攻撃について「人間が実質的に介入することなく実行された大規模サイバー攻撃の最初に記録されたケースだ」とし、「脅威アクターはAI(人工知能)のエージェント能力を前例のないレベルで悪用。AIを単なる助言者として利用するのではなく、AIにサイバー攻撃そのものを実行させた」と分析している。

 この脅威アクター(同社は、中国政府が支援するグループ「GTG-1002」だと確信を持って判断している)は、Anthropicのエージェント型コーディングツール「Claude Code」をだまし、世界で約30の標的への侵入を試みて少数のケースで成功したという。標的となったのは、大手ハイテク企業、金融機関、化学メーカー、政府機関などだ。

 Anthropicはこの活動を検知した後、直ちに調査を開始。10日間にわたり、この活動の全容と影響を解明する過程で、特定したアカウントを順次停止し、影響を受けた組織に適切に通知し、今後につながる情報を収集しながら当局と連携した。

 ブログ記事の概要は以下の通り。

■悪用された最近のAIモデルが持つ3つの特徴・機能

 この攻撃は、AIモデルが最近になって備えた下記3つの特徴・機能に依存していた。

●知能

 モデルの能力は、複雑な指示に従い、コンテキスト(文脈)を理解して非常に高度なタスクを実行出来るレベルにまで全般的に向上している。よく発達した特定のスキルは、サイバー攻撃に利用されやすい。ソフトウェアコーディングは特にそうだ。

●自律性

 モデルはエージェントとして機能出来る。つまり、人間が時々、最小限の入力を行うだけで、自律的な行動を取り、タスクを連鎖させ、意思決定を行うループを繰り返す事が出来る。

●ツール

 モデルは広範なソフトウェアツールに(多くの場合、オープン標準のModel Context Protocol《MCP》経由で)アクセス出来る。Web検索、データ取得など、これまで人間のオペレーターの領分だった多くの行動が可能になっている。サイバー攻撃の場合、モデルが使用するツールには、パスワードクラッカー、ネットワークスキャナーなどのセキュリティ関連ソフトウェアが含まれる可能性がある。

■Claude悪用サイバー攻撃/どうAIをだましたのか?

 下図は、このサイバー攻撃の実行段階を示している。各段階には、上の3つの特徴・機能全てが使われた。

添付図1_Claude Codeを用いたAI主導のサイバー攻撃のライフサイクル:人間主導で標的を設定し、主にAIがさまざまなツールを(多くの場合、MCP経由で)用いて攻撃する流れを示している。攻撃中の様々な時点で、AIは人間のオペレータに確認と更なる指示を求める(提供:Anthropic)

 第1段階では、人間のオペレーターが標的(侵入対象の企業や政府機関など)を選択した。更に、攻撃フレームワーク(人間の最小限の関与に依り、標的を自律的に侵害するように構築されたシステム)を開発した。このフレームワークは、サイバースパイ活動を実行する自動化ツールとしてClaude Codeを使用するものだった。

 この時点で、脅威アクターは「Claude」(有害な行動を回避するよう広範にトレーニングされている)に、攻撃に関与する事を納得させる必要があった。そこで、ジェイルブレイク(脱獄)を行い、騙してガードレールを回避させた。

 すなわち、攻撃を小さな、一見無害なタスクに分解する事で、悪意ある目的の全体的コンテキストをClaudeに知られないようにした。Claudeに対し、「自分はサイバーセキュリティ企業の従業員で、防御テストを担当している」と云う設定を伝えた。

 次に、脅威アクターは第2段階に移行し、Claude Codeに、標的組織のシステムとインフラを検査し、最も価値の高いデータベースを特定するよう指示した。Claudeは、人間のハッカーチームが要する時間の極く一部でこの偵察を実行出来た。続いて、発見結果の要約を人間のオペレーターに報告した。

 第3段階では、Claudeは調査を行い、独自のエクスプロイトコードを作成して、標的組織のシステムのセキュリティ脆弱(ぜいじゃく)性を特定し、侵入テストを行った。攻撃フレームワークはClaudeを使用して認証情報(ユーザ名とパスワード)を収集し、更なるアクセス権を獲得した上で、大量の機密データを抽出し、情報価値に応じて分類した。

 こうして最高権限のアカウントが特定され、バックドアが作成され、人間の最小限の監督でデータが窃取された。

 最終段階では、脅威アクターはClaudeに、攻撃に関する包括的な文書を作成させた。その中には、盗んだ認証情報や分析したシステムに関する有用なファイルが含まれていた。これらは攻撃フレームワークが、脅威アクターのサイバースパイ活動の次の段階を計画するのに役立った。

サイバー攻撃の8~9割でAIを悪用し、人が対抗出来ないほど高頻度化

 全体として、脅威アクターはサイバースパイ活動の8~9割でAIを悪用したと云う。Anthropicは「人間の出番は、1件の活動に付き4~6つの重要な意思決定ポイント程度に限られていた。AIに依って実行された膨大な作業は、人間のチームであれば膨大な時間を要しただろう。攻撃のピーク時には、AIは数千のリクエストを実行し、1秒当たり複数件の頻度に上る事も多かった。人間のハッカーには到底太刀打ち出来ない攻撃速度だ」と分析している。

■攻撃時にもハルシネーションは起こった

 Claudeは常に完璧に機能した訳ではない。認証情報を取得したはずが、それらが使い物にならなかったり、「機密情報を抽出した」としていた物が、実は公開情報だったりと云った事もあった。

 こうしたハルシネーションは「完全に自律的なサイバー攻撃」実現の障害となる。

■悪用事例を公開し、業界全体での脅威情報の共有を訴える

 だが、高度なサイバー攻撃を実行する障壁は大幅に下がっており、Anthropicは、今後も下がり続けると予測している。環境が整えば、脅威アクターは今すぐにでも、エージェント型AIシステムを長期間使用して経験豊富なハッカーチームと同様の作業が出来る。標的にするシステムの分析、エクスプロイトコードの作成、盗んだ情報の膨大なデータセットのスキャンを、どの人間のオペレーターよりも効率的に行える。経験やリソースが少ないグループも、今では上記のような大規模攻撃を実行出来る可能性がある。

 AnthropicはClaudeの悪用事例しか把握していないが、今回紹介した事例は、最先端AIモデル全体に共通する行動パターンを反映しており、脅威アクターが今日の最も高度なAI能力を、サイバー攻撃にどのように悪用しているかを示している。

 AIモデルの能力は、これほど大規模なサイバー攻撃に悪用される可能性がある一方で、サイバー防御に於いても重要だ。

 Anthropicは、高度なサイバー攻撃の発生が避けられない中、サイバーセキュリティの専門家が将来の攻撃に備えて、その検知、阻止に成功する事を支援すべく、Claudeに強力な安全対策を組み込むと云う。

 サイバーセキュリティには根本的な変化が起きており、Anthropicは、企業・組織のセキュリティチームが、SOC(セキュリティオペレーションセンター)の自動化、脅威検知、脆弱性評価、インシデント対応などの領域で、AIを防御に活用する実験を行う事を推奨する。開発者にも、敵対的な悪用を防ぐ為に、AIプラットフォーム全体に渡る安全対策の継続を推奨する。

 Anthropicは、今回紹介した手法について「間違いなく多くの攻撃者に依って悪用される」と予測し、業界全体での脅威情報の共有、検知手法の改善、安全対策の強化の重要性を訴えた。

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AIがもうこれ以上余り進化しないとしたら?/電力を浪費してCO2を増やす生成AIの開発と使用は禁止せよ!

【キーワード】電力を浪費しまくる、生成AIで地球が滅ぶ、生成AIは葬れ


【投稿者コメント】

 下記の【以下転載】の報告は、「"現実の生成AI"の実力・影響力を冷静に報告したもの」と云える!

 そもそも、「OpenAIの論文で、モデルは規模を大きくすればするほど性能が向上し続ける。その改善はべき乗則に従う可能性があり、より大きな言語モデルを構築し、より大規模なデータセットで訓練し続ければ、モデルは驚くほど高性能になっていく」と推論した事が誤りだ!

 この世に、「永久機関」などは有り得ないのに、言語モデルの永久的な性能向上を信用した点に問題がある!

 やがて、AIの脅威的な進化は、GPT-5で、減速してゆき、この限界を破る手法として、新アプローチの「事後学習」を持ち出してきた。

 いわゆる機械学習の一種である強化学習に依って、性能をブラシュアップする手法だ。

 だが、「事後学習」に依る改善も限界が視られ、Appleの研究チームは2025年6月に発表した論文で、最新の「LLM」はパズルの複雑さが一定の水準を超えると「性能がゼロに崩壊する」事が確認されたと述べており、o3-miniやClaude 3.7 Sonnetの「思考」モード、DeepSeek-R1と云った「推論モデル」は、「未だ一般化可能な問題解決能力を獲得していない」と論文で述べている。

 2025年8月になると、アリゾナ州立大学の研究チームが更に辛辣な見方を示し、AI企業が「推論」と呼ぶものは「訓練データの分布の外側に出た瞬間消えてしまう儚(はかな)い蜃気楼」に過ぎないと述べた。

 要するに、事後学習に依る改善は、かつてのスケーリングほどモデルの力を底上げしていない。

 こうした「生成AI」の能力開発の鈍化・サチュレート・飽和状態を視ると、2020年のスケーリング則論文の付録の「注意事項」を思い起こす必要がある。そこには、こう記されていた。「現時点では、我々が提案するスケーリング則について理論的な確固たる理解には至っていない。モデルの規模及び計算量とのスケーリング関係については、とりわけ謎が多い」と。

 『実際には、スケーリング則は途中までしか機能しなかった。コンピュータに思考を教えると云う営みそのものが、未だ謎に包まれている。だからこそ、「生成AI」への取り組みは、傲慢ではなく慎重な姿勢で進むべきなのだ。』と結論付けている!

 『生成AIの誇大宣伝を信じ続ける事は、危険があるとも言える。最近の記事でジトロンは、米国の株式市場価格の約35%─つまり、多くの人が退職後に備えて運用しているポートフォリオの大部分─が、いわゆる「マグニフィセント7」と呼ばれる大手テック企業7社に関係している事を指摘した。ジトロンの分析に依れば、これら企業の過去18カ月間のAI関連の資本的支出は5,600億ドル(約86兆円)に上る一方、AIによる収益は、せいぜい350億ドル(約5兆4,000億円)程度に留まっていると云う。』と警告している。

 つまり、生成AIバブルが弾けたら、米国の株式投資に廻した年金資金が枯渇する危険性があると指摘している!

 この指摘は米国だけに当てはまらず、日本の年金資金も同様の危険性がある!

 『穏健な見方をすれば、今後数年間でAIツールは着実だが緩やかな進歩を続けるだろう。多くの人にとっての用途は、情報検索や、レポート要約、イベント議事案の下書きと云った面倒な作業の効率化など、日常的だが限られた場面に留まるはずだ。プログラミングや学術研究など、一部の分野は劇的に変化するだろう。声優やSNS用コピーライティングなど、ほぼ消滅する可能性のある職業もある。だが、AIが労働市場全体を大きく揺るがす事は無いかもしれない。』と予想している。

 ここでは、生成AIの「コスパ(費用対効果)」や「エネルギー効率」には触れていないが、生成AIのLLM作成過程の事前学習や生成後のブラシュアップの事後学習には、データセンターの莫大なサーバー資源と巨大な電源資源を浪費する!

 いちデータセンターで数十万規模の都市なみの巨大な電力を浪費するから、新しい「生成AI用データセンター設置に備えて原発を創設する!」と云う様な開発話しも出てくる!

 電力の浪費は、生成AIのLLM作成過程に留まらず、PCユーザがネットでの買い物等で、WindowsのAIエージェント機能を一斉に使い出せば、莫大な電力がデータセンターで浪費されてしまう。

 買い物や交通機関・ホテル等の予約に、生成AIのAIエージェント機能を利用すれば、簡単に済ませるだろうが、引き換えに、資源量に限界のある電力が枯渇して、高価な電力料金を支払わされるだけだ!

 この「生成AIの利便性」と「電力資源の価値」を比較して、どちらが重要かは云うまでもなく、CO2排出規制や省資源を考慮すれば、生成AIの開発や使用には規制が掛かって当然だろう!

 

【以下転載】

https://wired.jp/article/sz-what-if-ai-doesnt-get-much-better-than-this/ 
 
添付図1_SZ MEMBERSHIP

「AIがもうこれ以上余り進化しないとしたら?」
                                CAL NEWPORT
                    https://wired.jp/author/cal-newport/
                                 2025.11.26
                          ILLUSTRATION:SHIRA INBAR

 OpenAIのGPT-5は、大規模言語モデルの進歩が行き詰まりつつある可能性を示唆している。スケーリング則の崩壊、事後学習の限界、囁かれるAIバブル─果たして、その先行きに光は差しているのか?

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・AIバブルをめぐる、『WIRED』日本版ポッドキャストのエピソードはこちら
 https://open.spotify.com/embed-podcast/episode/4fFa7ZXiYauS7Sq15iqSnt

table of contents:
・「この技術革命は止められない」
・AIの脅威的な進化とその減速
・失敗に学ぶ新アプローチ「事後学習」
・実感出来ない「ベンチマークの向上」
・AGIの実現には慎重な姿勢で臨む

 今日の人工知能(AI)技術をめぐる熱狂と恐怖の大部分は、2020年1月にさかのぼる事が出来る。OpenAIの研究チームが「Scaling Laws for Neural Language Models(ニューラル言語モデルのスケーリング則)」と云う30頁の報告書を発表した瞬間だ。チームを率いていたのはAI研究者のジャレッド・カプランで、メンバーにはAnthropicの現CEOであるダリオ・アモデイも含まれていた。研究チームが取り組んだのは、かなりテックギーク的な問いだった─言語モデルの規模や訓練の強度を上げると、その性能はどう変化するのか?

 当時、機械学習の専門家の多くは、一定の規模を超えると言語モデルは訓練データの答えをそのまま暗記し始め、実用性が低下すると考えていた。だが、OpenAIの論文は、モデルは規模を大きくすればするほど性能が向上し続けると主張した。しかも、その改善はべき乗則に従う可能性がある─つまり、ホッケースティックの様に急激な上昇カーブを描くと云うのだ。

 論文の示唆は明快だった。より大きな言語モデルを構築し、より大規模なデータセットで訓練し続ければ、モデルは驚くほど高性能になっていくと云う事だ。論文発表から数カ月後、OpenAIはこのスケーリング則を裏付けるかの様に、前世代のGPT-2の10倍の規模を持ち、性能も飛躍的に向上したGPT-3を公開した。

■「この技術革命は止められない」

 突如として、人間と同等以上の能力で幅広いタスクをこなす「汎用人工知能(AGI)」と云う理論上の概念が、手の届く所まで近づいた様に思われた。スケーリング則が正しいのであれば、AI企業はより多くの資金と計算資源を投入する事で、AGIの実現に到達出来るかもしれない、と。

 それから1年も経たずに、OpenAIのCEOサム・アルトマンは「Moore’s Law for Everything(あらゆる事にムーアの法則を)」と題したブログ記事を発表した。その中で彼は、「現在、人間が行なっている仕事のますます多く」をAIが担う様になり、資本の所有者に想像を絶するほどの富をもたらすと主張した。「この技術革命は止められない。世界は急速かつ劇的に変化するだろう。そこで生まれる富を分配し、より多くの人々が望む人生を送れる様にする為には、同等に劇的な政策転換が必要になる」

 スケーリングに依っていずれAGIに到達するのは必然だ、と云うAI界の信念の強さは幾ら強調してもし過ぎる事はない。22年、AI起業家でありニューヨーク大学の心理学・神経科学名誉教授であるゲイリー・マーカスは、カプランらの論文に異議を唱え、「いわゆるスケーリング則は重力の様な普遍的法則と云うより観察結果に過ぎず、永遠に成り立つとは限らない」と指摘した。これに対する反発は素早く、そして激しかった。「これまで書いたエッセイの中で、あれほど多くの人々、そして著名人達─サム・アルトマン、グレッグ・ブロックマン、ヤン・ルカン、イーロン・マスクなど─から嘲笑されたものはない」と、マーカスは後に振り返っている。

 最近、私の取材に対しても、あの発言に依って自分は機械学習の世界から事実上「破門」されたのだと語った。彼の発言からまもなく、ChatGPTはデジタルサービス史上最速で1億人のユーザを獲得した。そして、23年3月、OpenAIがリリースした次世代モデルのGPT-4はスケーリング曲線を更に大きく跳ね上げる性能を示し、Microsoftの研究チームが「Sparks of Artificial General Intelligence(AGI誕生の兆し)」と云う論文を書くほどの衝撃を与えた。その後の1年間で、AI分野へのベンチャー投資額は80%増加した。

■AIの脅威的な進化とその減速

 だがその後、進歩は鈍化した様に見えた。OpenAIは2年以上に渡り目玉となる新モデルを発表せず、代わりに専門的なプロダクトのリリースに注力したものの、世間一般には余り知られなかった。

 業界内では、AIのスケーリング則がついに限界を迎えつつあるのではないかと云う声も上がり始めた。OpenAIの共同創業者イルヤ・サツキヴァーは、2024年11月にロイターの取材でこう語っている。「10年代はスケーリングの時代でした。けれども、今は又驚きと発見の時代が戻ってきたんです。皆が次なる物を探しています」

 当時の『TechCrunch』の記事は、業界の空気をこうまとめた。「今では誰もが認めているようだ。大規模言語モデル(LLM)を事前学習させる際に、計算資源とデータ量を増やしていくだけで全知のデジタル神の様な物が生まれる訳ではない、と云う事を」。だが、こうした冷静な観察は、他のAIリーダ達のセンセーショナルな発言にかき消された。

 アモデイは最近、「AIはほぼ全ての知的作業に於いて人間を超え始めている」とアンダーソン・クーパーの番組で語り、Axiosのインタビューでは今後1〜5年の内に初級ホワイトカラー職の半分が「消滅する」可能性があると予測した。25年の夏には、サム・アルトマンとマーク・ザッカーバーグがそろって、自社に依るスーパーインテリジェンス(超知能)の開発完了が近いと主張した。 https://wired.jp/tag/mark-zuckerberg/?page=2

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・AIモデル「Claude」で“善良なる天才”の国を作る、Anthropicの挑戦
 https://wired.jp/article/sz-anthropic-benevolent-artificial-intelligence/ 
 BY STEVEN LEVY

 そして、8月初旬、ついにOpenAIはGPT-5をリリースした。AI能力の次なる大飛躍をもたらすと期待されていたモデルだ。初期のレビューでは幾つかの機能に好意的な反応が見られた。人気テック系YouTuberのMrwhosethebossが、ポケモンを駒に使ったチェスゲームの作成をGPT-5に頼んだ所、業界最先端のコーディングモデルGPT-4o-mini-highを使った時よりもはるかに良い結果が得られたと云う。又、GPT-5は、MrwhosethebossのYouTubeチャンネル用の台本もGPT-4oよりうまく書いた。Mrwhosethebossが特に感心したのは、GPT-5がタスクに応じて最適なモデルを自動的に選んでくれる為、ユーザが手動で選ぶ必要が無いと云う点だった。

 だが一方で、YouTubeのサムネイル画像や誕生日パーティーの招待状の生成に関してはGPT-4oの方が明らかに優れており、GPT-5は虚偽の情報を容易に生成してしまう事も判明した。公開から数時間の内に、RedditのChatGPTスレッドには新モデルへの落胆の声が相次ぎ、「有料ユーザにとってさえ、史上最悪のゴミ」とする投稿もあった。その後に開かれたAMA[編註:Ask Me Anything。有名人や専門家がユーザの質問に直接答えるスレッド]では、アルトマンやOpenAIのエンジニア達は、ユーザの不満にひたすら対応する展開となった。マーカスは今回のリリースを「遅すぎ、誇大宣伝されすぎ、期待外れ」と総括した。

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・「GPT-5を否定する者は完全に間違っている」とサム・アルトマンは言う
 https://wired.jp/article/sz-sam-altman-says-the-gpt-5-haters-got-it-all-wrong/ BY STEVEN LEVY

 GPT-5のリリース後、AIに関する大げさな予測を以前の様に、文字通り受け取るのは難しくなり、むしろマーカスの様な批評家達の見解の方が現実的に思える様になっている。この技術は確かに重要だが、私達の生活を劇的に変えるほどの物ではない、とする批評は、AIが今後余り進化しないかもしれないと云う別の近未来像を考慮するよう促している。

 OpenAIとしても、本来は2年半も待たずにGPT-5をリリースしたかった。テック系メディア『The Information』に依ると、24年春の時点でアルトマンは社員に、コードネーム「Orion」と呼ばれていた次の主力モデルはGPT-4を大幅に上回る性能になると語っていた。所が秋になる頃には、その成果が期待外れである事が明らかになってきた。『The Information』は同年11月の記事でこう報じている。「Orionの性能は確かに過去のモデルを上回ったものの、クオリティ向上の幅はGPT-3からGPT-4への飛躍に比べればはるかに小さかった」

■失敗に学ぶ新アプローチ「事後学習」

 Orionの失敗に依って、AIスケーリング則は、そもそも法則ではなかったのではないかと云う業界内の不安が決定的になった。モデルをひたすら巨大化させても、得られる成果がいずれ逓減するのであれば、テック企業はAI製品を強化する為の新たな戦略を必要とする。そこで辿り着いたのが、「事後学習に依る改善」と呼べるアプローチだ。

 主要なLLMは、まず、インターネット上の膨大な情報を取り込む「事前学習」と呼ばれるプロセスを経て賢くなる。一方で、吸収した知識や能力をより効果的に活用出来るように、後から精緻化する事も出来る。事後学習の方法の一つは、機械学習の一種である強化学習を適用して事前学習済みモデルを訓練し、特定の種類のタスクでのパフォーマンスを改善すると云うものだ。又、別の手法として、負荷の高いクエリに対してモデルがより多くの計算時間を割いて応答を生成出来る様にする事も可能だ。

添付図4

・巨大AIモデルの限界は近い─MITが示したAIの次の方向性
 https://wired.jp/article/the-ai-industrys-scaling-obsession-is-headed-for-a-cliff/
 BY WILL KNIGHT

 判りやすくクルマに喩(たと)えてみよう。事前学習は車両そのものを作る工程に当たり、事後学習はそれをチューニングする作業だと言える。スケーリング則の論文でカプランらは、事前学習の規模を拡大すればするほど強力なクルマが生まれると予測していた。GPT-3がセダンだとすれば、GPT-4はスポーツカーになる、と云った具合だ。だが、その進化の流れが鈍化すると、業界は既に作ったクルマの性能を上げる方向に目を向ける様になった。事後学習の技術に依って、エンジニア達はクルマの製造者から整備士へと変わったのだ。

 テック業界のリーダ達は、事後学習に依って、かつてのスケーリングと同じ速さで製品が進化する事への期待をすぐに口にした。「私達は新たなスケーリング則の出現を目の当たりにしています」と、MicrosoftのCEOサティア・ナデラは、24年秋のカンファレンスで述べた。ベンチャーキャピタリストのアンジニー・ミダも、これを「第二のスケーリング則の時代」と呼んだ。そして12月、OpenAIは新モデルのo1(オーワン)を発表した。これは、事後学習を用いて段階的な推論やコード生成の能力を強化したものだった。その後次々と発表されたo3-mini、o3-mini-high、o4-mini、o4-mini-high、o3-proも、同社が事後学習技術を独自に組み合わせてチューニングしたモデルだ。

 他のAI企業も同様の方向転換を添付図った。Anthropicは2月に発表したClaude 3.7 Sonnetで事後学習に依る改善を導入し、Claude 4シリーズでは、それを開発の中心に据えた。イーロン・マスクのxAIも初めはスケーリング戦略を追い続け、冬に発表したGrok 3では、GPT-4の訓練に使われたとされる計算資源の何倍にもなる10万個と云う驚異的な数のH100 GPUチップを用いて事前学習を行なった。だが、Grok 3は競合他社のモデルを大きく上回る成果を出せず、Grok 4の開発では事後学習のアプローチが採用された。GPT-5も、まさにこの流れの上にある。それは全く新しいモデルと云うより、近年の事後学習型モデルを洗練させて一つに統合する試みなのだ。

■実感出来ない「ベンチマークの向上」

 事後学習と云うアプローチに依って、私達はいわゆるAGIへと続く道のりを再び歩き始めたのだろうか? OpenAIがGPT-5を発表した際には、「エイダー・ポリグロット多言語コード編集」や「ERQAマルチモーダル空間推論」などの指標を用いて、それまでのモデルとの差を示す20以上のグラフやチャートが公開された。こうしたベンチマークの中には、実際に有用なAIの進歩を反映している物もある。

 GPT-5は、プログラミング関連のベンチマークで以前のモデルよりも高スコアを記録し、初期のレビューでもコード生成の質が向上していると云う評価が多かった。文章もより自然で流暢になり、その点は数値にも現れている。だが、これらの改善は、やはり限定的に感じられる。それまでの生成AIが示したブレイクスルー的な能力の大幅拡張と云うより、むしろソフトウェアのアップデートで見られる様な特定機能の改善に近い印象だ。GPT-4が登場した時には、棒グラフを見なくとも、それが過去のあらゆるモデルを凌駕している事は一目瞭然だった。

 ベンチマークの中身そのものが疑わしい場合もある。OpenAIがo1をリリースして以降、AI企業は「段階的推論」の指標で進歩を強調してきた。だが、Appleの研究チームは2025年6月に発表した論文「The Illusion of Thinking(思考の幻想)」で、最新の「LLM」はパズルの複雑さが一定の水準を超えると「性能がゼロに崩壊する」事が確認されたと述べている。o3-miniやClaude 3.7 Sonnetの「思考」モード、DeepSeek-R1と云った推論モデルは「未だ一般化可能な問題解決能力を獲得していない」と論文には記されている。

 8月になると、アリゾナ州立大学の研究チームが更に辛辣な見方を示し、AI企業が「推論」と呼ぶものは「訓練データの分布の外側に出た瞬間消えてしまう儚(はかな)い蜃気楼」に過ぎないと述べた。こうしたベンチマークをクリアする事は、例えば、私達が仕事で日常的に行なう問題について思考し、解決する事とは全く別の話だ。「AIを使っている企業が『25年モデルは24年モデルより格段に役立つ』と言っているのは余り聞きません。ベンチマーク上では25年モデルの方が優れていてもね」と、マーカスは私の取材で語った。

 事後学習に依る改善は、かつてのスケーリングほどモデルの力を底上げしていないようだ。カムリを改造すれば実用性は高まるかもしれないが、幾ら手を加えてもフェラーリにはならない。

■AGIの実現には慎重な姿勢で臨む

 先日私は、マーカスと他の懐疑派の専門家二人に、生成AIが今後数年間で経済に与える影響について予測してもらった。「500億ドル(約7兆7,000億円)規模の市場にはなっても、1兆ドル(約150兆円)市場にはならないでしょう」と語ったのは、テクノロジーアナリストでポッドキャスト「Better Offline」のホストを務めるエド・ジトロンだ。マーカスも同じ意見で、「せいぜいで500億ドル、うまくいっても1,000億ドル市場と云った所でしょう」と述べた。

 初期の言語モデルを批判した有名論文の共著者で、言語学教授のエミリー・ベンダーは、こう語る。「AIの今後の影響は、この技術の売り手に依る誇大宣伝にどれだけ多くの経営層が乗せられ、職場をそれに合わせて再編するかに依って左右されます。そうした動きが拡がれば拡がるほど、全ての人にとって状況は悪化します」

 こうした見方はこれまで非現実的だと言われてきた。統計学者ネイト・シルバーはジトロンのツイートに対し、「年寄りが雲に向かって怒鳴ってる感じだね」と揶揄した事さえある。私達はテック企業のCEO達が描く壮大な未来像を余りにも容易に信じてきたのかもしれない。その流れは変わりつつある様に見える。

添付図5_SZ MEMBERSHIP

・AIバブルは全てを吹き飛ばす|The Big Story
 https://wired.jp/article/sz-ai-bubble-will-burst/ 
 BY BRIAN MERCHANT

 AIに対するこうした穏健な見方が正しいのであれば、今後数年間でAIツールは着実だが緩やかな進歩を続けるだろう。多くの人にとっての用途は、情報検索や、レポート要約、イベント議事案の下書きと云った面倒な作業の効率化など、日常的だが限られた場面に留まるはずだ。プログラミングや学術研究など、一部の分野は劇的に変化するだろう。声優やSNS用コピーライティングなど、ほぼ消滅する可能性のある職業もある。だが、AIが労働市場全体を大きく揺るがす事は無いかもしれない。そして、スーパーインテリジェンスの様な誇張された概念は、やがて真剣に受け止められなくなっていくのかもしれない。

 AIの誇大宣伝を信じ続ける事は、それ自体に危険があるとも言える。最近の記事でジトロンは、米国の株式市場価格の約35%─つまり、多くの人が退職後に備えて運用しているポートフォリオの大部分─が、いわゆる「マグニフィセント7」と呼ばれる大手テック企業7社に関係している事を指摘した。ジトロンの分析に依れば、これら企業の過去18カ月間のAI関連の資本的支出は5,600億ドル(約86兆円)に上る一方、AIによる収益は、せいぜい350億ドル(約5兆4,000億円)程度に留まっていると云う。「正気を疑いたくなる数字です」とジトロンは語った。

 とはいえ、いわゆる穏健派の論者も、人々はAIに対して油断すべきではないと考えている。マーカスは、生成AIに過度な期待を寄せてきたのは誤りだったとしながらも、新たな開発手法が登場すれば、早ければ2030年代にAGIが実現する可能性もあると見ている。たとえ言語モデルが私達の仕事を完全に自動化する事はなくとも、AIへの関心と投資が再び高まる事でより複雑な技術が誕生し、それが自動化に繋(つな)がる可能性もある。それまでの猶予期間を使って、私達は将来起こり得る混乱に備えるべきだ。効果的なAI規制の策定や、デジタル倫理と云う新しい分野の育成などがその手段となるだろう。

 2020年のスケーリング則論文の付録には、後の報道で殆ど見落とされていた「注意事項」がある。そこにはこう記されている。「現時点では、我々が提案するスケーリング則について理論的な確固たる理解には至っていない。モデルの規模及び計算量とのスケーリング関係については、とりわけ謎が多い」。実際の所、スケーリング則は途中までしか機能しなかった。コンピュータに思考を教えると云う営みそのものが、未だ謎に包まれている。だからこそ、傲慢ではなく慎重な姿勢で進むべきなのだ。

(Originally published on The New Yorker, translated by Risa Nagao/LIBER, edited by Nobuko Igari)
 https://www.newyorker.com/culture/open-questions/what-if-ai-doesnt-get-much-better-than-this

※『WIRED』に依るAGIの関連記事はこちら
 https://wired.jp/tag/artificial-general-intelligence/

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 https://wired.jp/article/sz-vol57-mira-murati-the-big-interview/

又、Windows Updateがやらかした!/先程まで使えていたRemote Desktop機能が使えない!/その解決方法とは?

【キーワード】窓更新は破壊ソフトだ、勝手に仕様を変えるな、設定値が移行されない


【投稿者コメント】

 先程まで使えていた「Remote Desktop機能」が、Windows Update施行直後から、急に使えない!

 その事象の詳細と解決策は以下の通りだ。


【Remote Desktop機能で相手先PCに繋がらない事象の詳細】

①Remote Desktop機能が正常に使えていた

Windows Updateを施行

③その直後から、接続先PCへ繋ごうとすると「しばらくお待ちください!」が表示されて、接続先PCに接続出来ない! 接続先PCのログインパスワードのキーイン待ちとなっている!
④接続元PCでの、接続先PCのログイン認証が完結しない限り、Remote Desktop機能は使えない!

⑤状況的には、「相手先PCの認証操作無しに接続」している!


【解決策】

①解消するには、接続元PCでの、接続先PCのログイン認証操作を盛り込む必要がある!

②そこで、接続先PCの「設定/システム/リモートデスクトップ」の「リモートデスクトップ」項目の右端の「∧」をクリックする(添付図参照)



③すると、[ ]「デバイスが接続にネットワークレベル認証を使用することを要求する(推奨)」項目の右端のチェック(レ)欄の[ ]が空欄=OFFになっていた! つまり、相手先PCの認証操作無しに接続している!(添付図参照)

④そこで、[ ]「デバイスが接続にネットワークレベル認証を使用することを要求する(推奨)」項目の右端のチェック(レ)欄をクリックして、チェック[レ]を入れて、接続元PCでの、接続先PCのログイン認証操作を可能とする!(添付図参照)

⑤接続元PCでの、接続先PCのログイン認証操作を実行すると、正常に、接続先PCへ繋げた!

 いつもの事だが、Windows Updateは最悪、最凶、最恐、最強のPC破壊ソフトだ!

 事象的には、Windows Updateの「設定/システム/リモートデスクトップ」の仕様を勝手に変えておいて、責任を持って、設定値を移行していない事が不具合の原因だ!

 Windows Update施工前は、ちゃんと、[ ]「デバイスが接続にネットワークレベル認証を使用することを要求する(推奨)」項目の右端のチェック(レ)欄の[ ]には、チェック(レ)が入っていて、接続元PCでの、接続先PCのログイン認証操作を可能だったはずなのに、Windows  Update施工後は、このチェック(レ)が外れて、相手先PCの認証操作無しの接続になってしまっていた!

 改変・改修で、Windows Updateの仕様を変えても良いが、仕様を変えたのなら、責任を持って、設定値は移行すべきだろう!

 Microsoftは、Windows Updateの仕様変更内容については、何ら、PCユーザには通告・説明していないから、PCユーザが、突然、この様な不具合に遭遇しても、PCユーザが自己解決を図ろうとしても、情報不足で相当に困難だ!

 事象の詳細内容を把握して、持てる見識・知識を元に、試行錯誤的な検証・捜査を行う事になり、解決に時間を要するから、不具合に伴う被害・機会損失が拡大する事になる!

 こう云うMicrosoftのユーザ無視・軽視の、無責任な対応・企業姿勢が、PCユーザの怒りを買い、MicrosoftをPCユーザが忌み嫌う理由だ!

 ダンマリ・無通告で、勝手に、「Windows Update」で、「設定」の仕様を変更せずに、ちゃんと、PCユーザには、「仕様変更内容と注意事項」を通告すべきだ!

 この「Windows Updateに伴う設定値の移行が正常に実行されない!」と云う不具合は、Windows10の当初からであり、最近の「大型Windows Update」では改善されて、強制的に設定値がディフォルト値へ変更される事は少なくなったと思っていたが、最近、Microsoftの生成AI狂いが顕著になり、生成AIに無関係なWindows11の改変・改修には、無頓着・手抜きが横行し出している!

 まるで、「生成AI狂いのMicrosoftは、生成AIで、Windows11を破壊する!」様にしか、視えない!

Windowsカーネルの脆弱性を攻撃者が悪用中/対象範囲は広い為要注意

【キーワード】マイクロソフト壊滅か、OS製品の破壊始まる、生成AI狂い極めリ


【投稿者コメント】

 下記の【以下転載】は、極めて深刻な報告だ!

<< かような情報に接すると、思わず「Microsoftよ! 不要不急の有害無益な"生成AI"なんぞにかまけずに「やるべき事=脆弱性の排除」に邁進(まいしん)せんかい! これじゃ、ランサムウェア被害は、防げんなあ!」と言いたくもなる!

 Microsoftは、余りに"生成AI狂い"なせいで、AI部門以外のWindows OS部門が、人材・予算・権限の面で手薄になり、疎(うと)んじられて、後回しの「悪循環・体たらく・危機的状態」にあると云う!

 Microsoftの惨状は深刻で、まともなWindows OSは期待薄なので、そろそろ、「Windows脱出・離別作戦」を敢行する必要性を希求する声が多い! >>

 Microsoft製の全てのWindows OSのWindows10やWindows11やWindows Serverのカーネル(基本処理部)のゼロデイの脆弱性であり、既に、悪用された実績があると云う。

 脆弱性の詳細は、「共有資源の同時実行周辺(競合処理)に生じる不整合に原因がある。競合の結果が状況を左右し、処理順の食い違いからメモリ領域に問題が生じる。二重解放に類する挙動も示唆されており、内部状態が揺らぐきっかけが複合的に積み重なって問題が発生している。」と云う。

 この脆弱性を悪用すれば、容易に深刻な特権昇格が可能で、既に悪用が確認されている。

 要するに、簡単に、Windows端末やWindowsサーバが乗っ取られてしまう!

 この脆弱性を悪用した標的型攻撃を実行している犯罪組織や金銭目的の犯罪組織が得意とする犯行領域となっており、侵入経路は電子メール経由や悪性ドライバーの導入等多岐に渡り、初期侵害後の権限獲得に、この脆弱性が悪用されると予想される。動作条件が特殊であっても、実際の悪用が確認済みと云う点に注意が必要だ。

 この手の「ゼロデイの脆弱性」は、聞き飽き感満載だ!

 どうせ、1993年の「Windows NT3.1」以来、32年間も放置・無視・隠蔽し続けた結果・所産の穴、欠陥、不具合、致命的バグであり、この手合のメモリ領域でのシステム権限乗っ取り事象は過去、幾つも報告されているから、この種の未知の欠陥は、今回事象に留まらず、他に数知れず、多数と視た方がよさそうだ!

 こう云う経緯があるからこその攻撃者・犯罪者のゼロディ攻撃手法の成立であり、ランサムウェア被害が絶えず、重要インフラ・システムの緊急停止事件が止まないはずだ!

 多数の脆弱性の案件を知らぬは、ユーザと開発者のみで、肝心のMicrosoftと攻撃者・犯罪者は公知の事実と云う訳だ!

 ゆえに、確実に云える事は、Windows OSの脆弱性を突いたランサムウェア被害を確実に回避するには、Windows OSを使わぬ事しかない!と云う事だ!

 ゆえに、最近、ランサムウェア被害で社内システム停止に追い込まれたアサヒビールとて、来年、2月に現行システムが仮復旧次第、Windows OSの脆弱性に起因した部分は、即、「Windows別離作戦」を開始するのだろう!

 具体的な対策としては、

①OSの最新パッチを速やかに施行する(当てる)

②不正侵入の痕跡の観測や特権廻りの挙動監視を強める(Log監視、通報に留意)

③重要なデバイスや踏み台に使われやすいデバイスの点検
例:WiFiNASや共有フォルダの他に、BIOSやキーボードやマウスやUSB機器のドライバーやファームウェアの悪性コードに留意

④侵入経路の電子メールに留意して、偽装メールの排除に務める

⑤侵入経路の悪性ドライバーの導入に留意して、BIOSやドライバーやファームウェアの更新は、必ず、デバイスメーカのサイト経由で行い、決して、Windows Update等では更新しない

⑥端末・装置非使用時は、必ず、電源OFFとする(離席時は必ずLOGOFFとする)

⑦適切なウィルス対策ソフトを導入して、適切に更新する

USBメモリやSDメモリやCD・DVD装置を使用する場合は、必ず、検疫処理を行う

⑨不用意に、ブラウザの拡張機能をInstallしない(安全な物に限定する)

⑩ログイン認証は、必ず、多要素認証とし、可能な限り、パスワードレスの「生体認証」や「PIN」や「セキュリティキー方式」とする

⑪ShutdownやLOGOFF時に、一時ファイルやキャッシュやCookieやセッションを自動削除する仕組みを導入する(不正侵入の手掛かりとなるファイルを削除する)

Windows OSの最新のセキュリティ情報に留意する

⑬適切なバックアップアプリを導入する(不正改ざん防止機能のあるアプリ・装置を導入)

⑭バックアップはDaily(日毎)に外付けディスクへ差分Backupとし、適正な履歴管理を行うする(自動化と時間短縮とランサムウェア対策)

⑮バックアップの取得先の外付けディスクは、バックアップ取得時だけ接続して、感染機会を減らす

⑯大規模Windows Updateを実行した場合は「バックアップ起動メディア」の更新を行い、必ず、起動確認を実行する(Windows起動不可対策)

⑰重要ファイルは、外付けディスクへ同期コピーする(バックアップの二重化・冗長化)

⑱個人用途PCの場合は、日常使いPCがお釈迦になった場合の対策として、Second端末を導入する(別の旧Windows PCやMac PCやiPad等で冗長化・代替化)

⑲不用意に、クラウドやWebサーバを過信せずに、通信障害やクラウド障害に備えて、ローカル端末のみでの稼働運用が可能な様に、重要ファイルのバックアップは、ローカルの外付けディスクへ取得する

⑳企業や役所等の業務系システムは、ランサムウェア対策の保証のあるクラウド・バックアップシステムを導入する

㉑トラブルの元のMicrosoft製のOneDriveアプリは削除して、他のGoogle DriveiCloud等を使用する

㉒「業務系ネットワーク」と「インターネット接続ネットワーク」は物理的に遮断する

㉓企業や役所等の組織の情シス(IT管理部門)から、ユーザへ緊急通報指示する通信手段を確保する

㉔企業や役所等の組織のIT規約・遵守規定の遵守状況を定期的に監査して、違反事項は厳罰に処する(「周辺機器増設や、アプリやブラウザの拡張機能BIOSやドライバーやファームウェアのInstall・更新は、情シスの認可事項」、「端末・装置非使用時は、必ず、電源OFFとする」他)

㉕不用意に、Microsoftやセキュリティ業者の主張・公言・言い分を信用しない!(常に正当性を検証する姿勢が必要)

 などが挙げられる。


【以下転載】

https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/2511/14/news027.html
Windowsカーネル脆弱性を攻撃者が悪用中/対象範囲は広い為要注意」
               [後藤大地、ITmedia] 2025年11月14日 07時30分 公開

 Windowsカーネルにゼロデイの脆弱性が発見された。競合処理の乱れを起点とする深刻な特権昇格欠陥で、既に悪用が確認されている。アップデートの適用と管理強化が必要だ。

 セキュリティニュースメディア「Cybersecurity News」は2025年11月12日(現地時間)、「Windowsカーネル」に潜むCVE-2025-62215が実働環境で悪用されていると報じた。

 同脆弱(ぜいじゃく)性は特権昇格を狙う欠陥に分類される。公開情報は限定的だが、サイバー攻撃者側の活動が既に観測されており、潜在的な被害範囲は広いとみられる。

Windowsカーネル脆弱性を攻撃者が悪用中/対象範囲は広い為要注意

 この脆弱性は共有資源の同時実行周辺に生じる不整合に原因がある。競合の結果が状況を左右し、処理順の食い違いからメモリ領域に問題が生じる。二重解放に類する挙動も示唆されており、内部状態が揺らぐきっかけが複合的に積み重なって問題が発生している。この脆弱性を悪用する成功条件は高難度と評価されているが、突破された際には大きい影響が生じる。

 対象範囲は広く、「Windows 10」や「Windows 11」、複数の「Windows Server」が影響を受ける。この脆弱性は大規模環境の基盤として稼働するサーバ系で影響が深く、早期の適用が必要とされている。

 現段階で攻撃手法の詳細は公開されていないが、標的型攻撃を実行している犯罪組織や金銭目的の犯罪組織が得意とする領域と重なる部分が多い。侵入経路は電子メール経由や悪性ドライバーの導入等多岐に渡り、初期侵害後の権限獲得に、この脆弱性が悪用されると予想される。動作条件が特殊であっても、実際の悪用が確認済みと云う点に注意が必要だ。

 状況から判断すると、今後もしばらく表沙汰にならずに悪用が続く可能性がある。脆弱性の詳細情報が公開されていない段階は、サイバー攻撃側が優位性を保ちやすい。企業や組織はアップデートの適用を急ぐだけでなく、痕跡の観測や特権廻りの挙動監視を強める必要がある。重要なデバイスや踏み台に使われやすいデバイスの点検を早めに進める姿勢が求められている。
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 https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/2511/04/news014.html 
・脅威グループ「Qilin」の手口を調査 侵入からランサムウェア実行までに迫った
 https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/2510/30/news042.html 
・「英数・記号の混在」はもう古い NISTがパスワードポリシーの要件を刷新
 https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/2510/17/news027.html 

関連リンク:
Windows Kernel 0day Vulnerability Actively Exploited in the Wild to Escalate Privilege
 https://cybersecuritynews.com/windows-kernel-0%EF%BC%85E2%EF%BC%8580%EF%BC%8591day-vulnerability/ 

セキュリティニュースアラート 連載一覧:
https://www.itmedia.co.jp/enterprise/series/21564/ 
GitHub CopilotとVS Code脆弱性 速やかなアップデートを
 https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/2511/15/news009.html 
Cisco ISEとCitrix製品に未公開のゼロデイ脆弱性 攻撃者が既に悪用
 https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/2511/15/news008.html 
Windowsカーネル脆弱性を攻撃者が悪用中 対象範囲は広いため注意
 https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/2511/14/news027.htm 
Windows RDSに特権昇格の脆弱性 Win10や11、各種Windows Serverに影響
 https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/2511/14/news025.html 
・Webアプリケーションで最も高いリスクとは? OWASP Top 10に新項目がランクイン
 https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/2511/13/news023.html