福島原発人災事故の原因は、津波に依る全電源消失ではない!/緊急冷却系が地震動で破壊されたと云う米国GE社の基本設計・耐震設計ミスだ!/放射能を撒き散らしておきながら「トモダチ作戦」とは、日本を馬鹿にしている!

【投稿者コメント】


【キーワード】

[隠蔽もいい加減にしろ]、[これでも原発は安全か]、[忖度裁判は子孫に恥だ]


【件名】

福島原発人災事故の原因は、津波に依る全電源消失ではない!/緊急冷却系が地震動で破壊されたと云う米国GE社の基本設計・耐震設計ミスだ!/放射能を撒き散らしておきながら「トモダチ作戦」とは、日本を馬鹿にしている!」


【投稿本文】


>「123便の謎ー後編ー」へのコメント

>『報道の裏に真実が隠されていた』と言うことがあるのも事実なのです

→この国の報道の現状は、「プーチンのロシア」や「習近平の中華」や「金助の北鮮」と似たり寄ったりで、マスゴミ化しているから、時の政権の云うがままだ!

 だって、福島原発の人災事故にしても、「津波が地下の非常電源に浸水して、非常時用の緊急冷却系が作動しなかった!」と云っているが、こう云うのは、三歳児並みの言い草だ!

 この言い草を云い換えると、「架線が断線して電源供給が絶たれたので、新幹線や山手線の電車の緊急ブレーキ系統が作動せずに、脱線転覆した!」となるが・・・

 そんな! アホな! 馬鹿馬鹿しい!

 そもそも、緊急ブレーキ系統は電源を必要とせずに、圧力容器に蓄圧された空気圧で緊急ブレーキが作動して、安全に停車出来る!のだ。

 原発の緊急冷却系も電源は必要とせずに、圧力容器に蓄圧された「冷却水+空気圧」のバルブを開けば、炉心へ緊急的に冷却水を放出出来る!

 ならば、なぜ、電源を必要としない「緊急冷却系」が作動しなかったのか?

 それは、<<地震動の本震で、緊急冷却系の圧力容器や配管が破壊した>>からだ!

 福島原発の「緊急冷却系+原子炉本体+補機+計装制御系」の全体システムの基本設計は、米国のGE社(General Electric社)が、米国の耐震基準に沿って行ったものだ!

 東芝日立製作所IHI等は、米国のGE社が米国の耐震基準に沿って行った基本設計に従って、詳細(部品)設計と製造と工程内検査と完成検査と設置施工を行っただけだ!

 製造工程と各工程内検査と完成検査と設置施工には、米国のGE社の技術者が、スーパバイザー(現場監督)として、立会・検査している!

 めったな事で地震が起きない米国本土の耐震基準での強度解析・強度設計が、地震常襲地帯の日本本土の耐震基準での強度解析・強度設計に、はるかに及ばないのは、日を見るより明らかだ!

 http://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/saigaiji/saigaiji_201101/saigaiji_201101.pdf
 「災害時地震津波速報_平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震_気象庁_災害時自然現象報告書_2011年第1号_対象地域_全国」の42頁、
 「表1-6-1_3月11日14時46分に発生した本震(M9.0)の計測震度及び最大加速度(震度5弱以上)」に依ると、

 東日本大震災の本震のマグニチュード(M):9.0、

都道府県、②市区町村、③観測点名、④震度、⑤計測震度、最大加速度(gal=㎝/s/s)、⑥合成、⑦南北成分、⑧東西成分、⑨上下成分、⑩震央距離(㎞)

福島県、②浪江町、③浪江町幾世橋、④6強、⑤6.1、⑥586.1、⑦483.6、⑧515.3、⑨287.9、⑩176.9

 ゆえ、最大加速度(gal=㎝/s^2)は、約586.1(合成)ゆえ、

https://ja.wikipedia.org/wiki/福島第一原子力発電所設備の仕様
に依れば、

1号機原子炉建屋:
原子炉本体他機器重量:約11000t

ゆえ、最大地震荷重は、F=mc=(W/g)*c (W:重量、g:重力加速度、c:加速度)ゆえ、
・重量:W=11000t=11000*10^3Kg
・重力加速度:g=9.80665m/s^2
・加速度:c=586.1㎝/s^2=5.861m/s^2
 だと、
 最大地震荷重F=(11000*10^3/9.80665)*5.861Kg=6,574.2Tonゆえ、

 配管(内径20cm、外径25cm)が原子炉建屋に固定支持されて、この荷重が引っ張りで掛かると、応力は、約6,574.2*10^3Kg/*1/mm^3=Kg/mm^2

 ここで、等分布荷重w(Kg/mm)は、地震荷重が、6,574.2Tonで、スパンが5000mmだと、
等分布荷重:w=6,574.2Ton/5000mm=6,574.2*1000Kg/5000mm=1314.840(Kg/mm)

・スパン:L=5m=5000mmとすれば、
・外径:do=25cm=250mm
・内径:di=20cm=200mmゆえ、

 Z=π*(do^4-di^4)/64(m^3)=(3.14*(250^4-200^4)/64)(mm^3)=113,150,391(mm^3)

・中央:M=w*L^2/24(Kg*m)=(1,314.840*5000^2/24)(Kg*mm)=1,369,625,000(Kg*mm)
・中央の曲げ応力:σ=M/Z=1,369,625,000/113,150,391(Kg/mm^2)=12.1(Kg/mm^2)

・端部:M=w*L^2/12(Kg*m)=(1,314.840*5000^2/12)(Kg*mm)=2,739,250,000(Kg*mm)
・端部の曲げ応力:σ=M/Z=2,739,250,000/113,150,391(Kg/mm^2)=24.2(Kg/mm^2)

 よって、地震荷重の最大応力は、支持部の24.2(Kg/mm^2)となる!

 ここで、
・「第2章_局部応力の取り扱い_WG2」
 http://library.jsce.or.jp/Image_DB/committee/steel_structure/book/55434/2_3d-fem_report.pdf
 の2-25頁の「溶接止端からの離れ対FEM解析に依る直応力/公称応力」グラフの
 最大応力係数(Y軸値)の最大値は、α=3.5

 及び

・「接合・溶接技術Q&A/Q04-02-16/Q.溶接継手の応力集中係数はどの程度ですか」
 https://www-it.jwes.or.jp/qa/details.jsp?pg_no=0040020160

 に依れば、「構造的応力集中のない突合せ継手およびすみ肉十字継手については、後川や辻らにより以下に示す応力集中係数推定式が提案されている。この式を用いて十字継手の応力集中係数を求めると1.5~4.5程度となる」と云う事で、応力集中係数は、最大、約4.5と見込めがよい!

 ここで、支持部に配管継ぎ手のフランジが存在するとして、継ぎ手フランジの隅部の応力集中係数がα=1.5~4.5とすれば、この応力集中部の最大応力は、

 支持部の地震荷重の最大応力は、24.2(Kg/mm^2)ゆえ、応力集中(1.5~4.5)を考慮すれば、
 σmax=(1.5~4.5)*24.2(Kg/mm^2)=36.3~108.9(Kg/mm^2)

 ここで、高張力鋼の強度は、引張強度60.2Kg/mm^2だから、

 最大応力:σmax=36.3~108.9(Kg/mm^2)>>引張強度:60.2Kg/mm^2ゆえ、

 応力集中係数が、60.2/24.2=2.5以上だと、最大応力:σmaxが、引張強度60.2(Kg/mm^2)を超えるので、配管は、曲げ破壊してしまう!

 微小な亀裂があって、地震動の繰り返し荷重で、荷重が重畳的に加わると、亀裂が伸張して、応力集中係数が2.5を超えてしまう事も有り得るから、最終的に、地震動に依る曲げ荷重破壊に至る事も、十分、起こり得る!

*1:12.5^2-10^2)*3.14)cm^2

=6,574.2*1000/((12.5*12.5-10*10)*3.14)=37,221.2Kg/cm^2=372.212Kg/mm^2①になり、

ここで、高張力鋼の強度は、引張強度590N/mm^2=590*0.102Kg/mm^2=60.2Kg/mm^2②だから、

最大地震荷重は、引張強度の、①/②=372.212/60.2=6.2倍となり、一瞬で破壊する!!!


https://www.kumagai-steel.co.jp/product/2022/3545/
に依れば、「高張力鋼板_60キロ鋼クラス」の引張強度は、約590N/mm^2

https://www.weblio.jp/content/非常用炉心冷却装置
の図_「緊急(非常用)炉心冷却装置(ECCS)」の「蓄圧注入系」に注目!

 正味の「緊急(非常用)炉心冷却装置(ECCS)」は、電源不要の「蓄圧注入系」だけなのに、なぜか、電源が必要な「注入ポンプ」が介在する「高圧注入系」や「低圧注入系」まで書き込まれている?!

又、
https://w.atwiki.jp/eccs_down/pages/33.html
に依れば、
経済産業省原子力安全・保安院によると、東電から同法に基づく通報があった。外部電力の供給が止まった後、非常用ディーゼル発電機が起動せず、緊急炉心冷却装置(ECCS)が作動できない異例の状態になった。電気を必要としない一部冷却系も、弁が動かないため炉心を冷却できないと云う。非常用電源車を派遣し復旧を目指した。仮に炉心の水位が下がって燃料棒が露出するようになると、燃料棒が過熱して損傷、放射性物質が放出される恐れがあると云う。」_by_2011/03/12 02:40 【共同通信
と云うが、
「電気を必要としない一部冷却系も、弁が動かないため炉心を冷却できない」とは笑える!? そんなアホな!? 電磁バルブじゃなくて、蓄圧容器の水圧・空気圧でバルブは開くだろうが!!!

 ゆえに、緊急冷却系を含む、原子炉本体他機器が建屋構造物から、浮かした地震動フリー構造にするとか、緊急冷却系の配管や蓄圧容器の構造強度を上げていたら、
 地震動で緊急冷却系が破壊される事がなく、電源を消失しても、蓄圧容器に充填された緊急冷却水が炉心へ注入されて、電源車両到着までの危機は逃れたと云える!

 政権は、「緊急冷却系が地震動で破壊されたので、炉心を緊急冷却出来ずにメルトダウンした!」と云えずに、あたかも、全ての冷却系が電源が必要だと虚言・誘導した!

 緊急冷却系が地震動で破壊されたのなら、同じ基本設計・耐震設計の他の全原発も廃棄処分となるからだ!

 <<忖度裁判官よ! これで、「原発は安全だ!」とよく、云うぜ?!>>

 この虚言・誘導の強要・恐喝は、マスゴミや学会や大学や企業のみならず、裁判官や安全性審査委員会やWebサイトの記述まで及んでいる!

 要するに、福島原発の人災事故が、米国GE社の耐震設計・強度設計の重大ミスなのに、あたかも、東芝日立製作所IHI等の設計・製造・施工ミスであるかの様に、世論誘導されている様は、事故原因が駐留米空軍や米国ボーイング社が関与しているのが濃厚なのに、日本航空の機体整備ミスに転嫁・誘導されているのと同じ構図だ!

https://ja.wikipedia.org/wiki/福島第一原子力発電所設備の仕様
 に依れば、
 建設参加企業にGEが明記されているし、

 「なお、GEが主契約者に入った1、2、6号機については、三井物産が代理店業務を行った。
この他、6号機の放射性廃棄物処理施設は、GEの子会社であるGETSCOが受注し、基本設計を実施した。GETSCOは、日揮に詳細設計、建設工事、試運転を任せたが、TBFなど一部のユニットについてはGEからの支給品であったと言う。プロセス計算機についても、2号機までは輸入品でGE/PAC-4020を使用していた」とあるが、

 現政権にとって、福島人災に於いて、「GE」の社名を出す・明記する事は、どうも、禁句らしい!

 人災を起こして放射能を撒き散らしておきながら、「トモダチ作戦」とは、日本を馬鹿にしている!

<<そう云う悪代官の所へ、のこのこ、出掛けて、シッポを振る"キシダ"も、なんだかなあ?! バイデンに、「お前! 廃棄水を飲んでみせろ!」と云われたら、「へい!へい!」と云うのかいな?>>


【追 記】(2023年8月22日)

 下記の通り、地震動に依る「配管の曲げ破壊」の可能性を検討した。

 ここで、
・「材料力学_曲げによる応力の考え方を徹底解説【材力Vol. 6-6】」
 https://secondinspire.com/vol6-6bending-stress/
 の図_【断面2次モーメントなどの一覧表】に依れば、

 「円筒」の断面2次モーメントZは、Z=π*(do^4-di^4)/64(mm^3)
  但し、do:外径、di:内径

 さらに、

・「曲げ応力とは?1分でわかる意味、公式と演習問題、単位、曲げ応力度との違い」
 http://kentiku-kouzou.jp/kouzoukeisan-mageouryoku.html
 の「両端固定梁」に於いて、等分布荷重w(Kg/mm)が作用するとすれば、
 中央、端部の曲げモーメントは、
 ・中央:M=w*L^2/24(Kg*mm)
 ・端部:M=w*L-2/12
   但し、L:スパン(両端の間隔)

 ゆえに、曲げ応力は、σ=M/Zゆえ、
・中央の曲げ応力:σ=M/Z=(w*L^2)/(24*Z)=(w*L^2)/(24*(3.14*(do^4-di^4)/64)
・端部の曲げ応力:σ=M/Z=(w*L^2)/(12*Z)=(w*L^2)/(12*(3.14*(do^4-di^4)/64)

 ここで、
 w:kg/mm
 L:mm
 do:mm
 di:mm
 ゆえ、σ:((Kg/mm)*(mm^2