watchOS10のApple Watchだけで､オフラインでナビ道案内する方法とは？

【投稿者コメント】

【キーワード】

[オフライン地図機能]､[携帯と時計を同期]､[時計だけで道案内可能]

【件名】

｢watchOS10のApple Watchだけで､オフラインでナビ道案内する方法とは？／iOS17のiPhoneとwatchOS10のApple Watchをペアリングすれば､iPhoneヘダンロードしたオフライン地図を用いて､Apple Watchだけで､ナビ道案内が出来る！｣

【投稿本文】

【１】iOS17でオフライン地図機能が提供されて､ペアリングされたApple Watchでは手首のタップ振動で曲がり角の方向案内をしてくれる

　iPhone標準マップアプリ(Apple Maps)は､この10年で飛躍的な進歩を遂げてきたが､｢オフラインでの使用｣は実現していなかった｡競合するGoogleマップでは､地図をダウンロードしてオフラインで利用する機能が提供されてきたのに｡

　そんな機能格差がiOS 17ではついに解消されて､特定地域のマップをダウンロードして保存して､モバイル通信やWi-Fiが届かない場所でも道案内が利用出来る様になる｡

　Appleの説明に依ると､iPhone上で簡単にエリアを選び､タップするだけで地図がダウンロード出来ると云う｡オフラインの状態でも運転や徒歩､交通機関､自転車でのターンバイターン方式(進行方向を音声や矢印アイコン等で指示)､到着予定時刻の確認やマップ内の場所検索も可能と云う｡

　又､米9to5Macに依ると､表示エリアの移動やズームも出来て､読み込みの待ち時間もないと云う｡更に､オフラインマップには､店の営業時間等のPOIデータ(名称や住所､座標データ等の総合情報)も含まれていると云う｡

　ダウンロードした地図データは､ペアリングしたiPhoneが近くにあれば､Apple Watchでも利用出来るが､Apple Watchにマップを直接ダウンロードする事は出来ない｡

【２】iOS 17でオフラインマップをダウンロードする操作手順

　iOS 17で可能になるオフラインマップは､以下の手順でダウンロードして利用出来る｡

①マップアプリ内の自分のアイコンをタップして､新設された｢オフラインマップ｣を選択

②｢新しいマップをダウンロード｣を選択

③ダウンロードしたい地域を検索する｡標準では､ユーザの自宅近くの地域が提案される

④プレビューで範囲を絞り込む事が可能｡マップを保存する為に必要なストレージ容量が表示される

⑤｢ダウンロード｣ボタンをタップして､｢ダウンロード済み｣リストで確認する

　当然マップの対象地域が広ければ広いほど､ダウンロードサイズも大きくなる｡この操作を繰り返して､必要な数だけ複数のエリアをダウンロード可能だ｡又､Wi-Fiなどが利用可能になると､ダウンロードしたマップも自動的に更新されるので､便利だ｡

【３】ナビゲーション機能を使って､Apple Watchだけで道案内する操作手順

　Apple Watchの小さな画面では地図を詳しく見るのは困難だ｡地図の確認はiPhoneで行い､Apple Watchでは､ナビゲーション機能を使って道案内してもらうのが便利な使い方だ｡画面を見つめ続ける必要もなく､曲がり角に来れば､Apple Watchがやさしく手首をタップして教えてくれる｡