【投稿者コメント】
【キーワード】
[システム不整合修復]、[システムファイル上書]、[不良セクタ修復]
【件名】
「PC不調時には、修復用コマンドの「三種の神器」をお試しあれ!」
【投稿本文】
PCがやけに遅い、重い、動きが変だ等と云う時に、試すべき、修復用の3つのコマンドセット=「三種の神器」の御紹介だ!
添付図1_PC不調時に試す修復用コマンドの「三種の神器」
特に、月次Windows Updateの適用後に、PCの動きに異常があるとか、動きがかったるくなったとか、急に重く遅くなったと云う場合に、この修復用の3つのコマンドセット=「三種の神器」を実行すれば、回復・修復する場合も多いので、お試しあれ!
下記の①、②、③に、修復用の3つのコマンドセット=「三種の神器」の内容を示す。
或る月次のWindows Updateを適用後に、PC動作の異常を察知して、この3つのコマンドセット=「三種の神器」の①では、エラーで修復出来ずに、②の実行後に、再度①を実行したら、①が正常終了出来たと云う事例もある。
①、②、③の実行順序は、
『
①[実行結果を確認する]
↓
②[実行結果を確認する]
↓
< ①がエラーなら、再度①を実行する/①と②が正常なら③を実行する >
↓
③[実行するなら、yをキーインする]
↓
< 右上隅のXをクリックして、コマンド窓を閉じた後に、PC再起動させる >
』
【①、②、③実行時の留意事項】
【①の場合】
・正常終了なら、その旨表示されるので、②→③へ進める
・異常(エラー)なら、表示されたLOGの内容を見て、②に進む
・不具合があっても修復されたら、正常終了となる。不安なら再度、①を実行すれば、正常終了する
【②の場合】
・システムファイルを上書きするから、②でエラーになる場合は殆ど無い
・もし、①が異常終了しても、②を実行すれば、①の異常終了が修復される場合があるので、再度、①を実行してみる事
【③の場合】
・最初に、「③を実行するか?」と聞いて来るので、実行するなら、 y をキーインして、実行しないのなら、 n をキーインする。
・このコマンドの実際の処理は、PC再起動時に実行されるので、右上隅のXをクリックして、コマンド窓を閉じた後に、PC再起動させる
◇
尚、毎度の事、管理者権限でコマンド窓を起動して、下記の①、②、③のコマンドをコピペして実行するのは煩雑だから、デスクトップへ、batファイルとして登録・書き出して、このbatファイルを右クリックメニューの「管理者として実行(A)」をワンクリックで実行すれば、手間いらずで便利だ!
その登録操作手順は、次の通り。
【1】メモ帳を開いて、①、②、③の@echo offからpauseまでの行をコピペする
【2】①、②、③のファイル名は、次の通り
sfc /scannow.bat
DISM.exe /Online /Cleanupーimage /Restorehealth.bat
「CHKDSK c: /f.bat
※上の3行を各々コピペすれば良い。ファイル拡張子は .bat
【3】【2】項の3ファイルの書き込み先は、デスクトップ等にする
【4】①、②、③を実行する場合は、デスクトップ等の【2】の各ファイルを右クリックして、メニューの「管理者として実行(A)」をワンクリックで実行すれば良い
【5】【2】の3ファイルは、デスクトップ以外に置いて、そのショートカットをデスクトップへ置いても良い。そのショートカットに判り易い名前を付ければ良い。
【3つのコマンドセット=「三種の神器」の内容】
①【システムファイルの整合性を確認して不具合があれば修復するコマンド】
@echo off
sfc /scannow
echo.
echo 処理が完了しました。結果を確認してください。
echo 何かキーを押せば処理を終了します。
echo.
pause
②【システムファイルを上書きして不具合を修復するコマンド】
@echo off
DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth
echo.
echo 処理が完了しました。結果を確認してください。
echo 何かキーを押せば処理を終了します。
echo.
pause
③【Cドライブ上のファイルの不良セクターをチェックして、不良セクターを修復するコマンド】
@echo off
CHKDSK c: /f
echo.
echo 処理が完了しました。結果を確認してください。
echo 何かキーを押せば処理を終了します。
echo.
pause
※
上記の3コマンドをまとめて、①と②の後で、
set /p YORN="「XXXXXXXXX」(XXXXXXXXXXXXXXXXX)を開始しますか? (y or n):"
if not '%YORN%'=='y' (
echo "処理を中止します。"
GOTO END
)
を追記して、次へ進むか、又は、終了を選択させれば良いかも知れないが、それぞれ、ワンクリックだから、3本はバラしておいた方が便利だ。