滑走路侵入制御は、管制官からの伝言ゲーム方式から、鉄道ATSの如く、「侵入信号制御」方式に改めるべし

【投稿者コメント】


【キーワード】

[機体航行制御の盲点]、[伝言ゲームから脱却を]、[侵入制御を信号制御で]


【件名】

「羽田の航空機衝突事故の事故原因の根源は、航空機の侵入制御を、「云うた! vs. 聞いてない!」の人間様の伝言ゲームに頼っていた事だ!/事故を根絶するには、航空機のコクピット内に、「滑走路侵入信号灯」を設置すると同時に、鉄道の「ATS(列車制御システム)」の如く、侵入対象の滑走路に、侵入許可の無い航空機が侵入しようとすると、先へ進めない様に、自動制御するしかない!」


【投稿本文】


 「月や火星に行く時代に、何と時代錯誤な事が?」と驚愕された方も多いだろう!

 航空機の滑走路への侵入制御を「管制官」と「パイロット」間の情報伝達・指示・確認のいわば、口頭指示の「伝言ゲーム」だけに頼っていた!とは・・・

 伝言・指示だから、「明瞭に聞こえない!」とか、「不明瞭な指示!」とか、「勘違いの聞き間違い!」等が発生して当然だ!

 航空機衝突事故の事故原因を「云うた! vs. 聞いてない!」の応酬じゃ、情けない!

 「情報伝達/確認の不備・不注意!」なら、アナログ方式の「鉄道信号制御方式」を採用したらよかろう!

 状況的に、1機しか侵入出来ない領域に2機が同時に侵入出来た事が問題なのだ。

 航空機のコクピット内に、「滑走路侵入信号灯」を設置すると同時に、鉄道の「ATS(列車制御システム)」の如く、侵入対象の滑走路に、侵入許可の無い航空機が侵入しようとすると、先へ進めない様に、自動制御すればよい。

 航空機の侵入制御を、「云うた! vs. 聞いてない!」の人間様の伝言ゲームに頼っている事がおかしいのだ!

 「AI制御/自動離発着制御」等の高精度・高信頼性の「機体航行制御」の範疇に、「滑走路侵入制御」を、是が非でも、加えるべきだ!

 

【追記1】(2024年1月3日)

 今回の羽田での衝突事故の原因だが、あくまで、推測に過ぎないが・・・

 管制官パイロット間の伝言指示なら、こう云う推定も成り立つ。

 つまり、管制官JAL機(JAL001)と海保機(KAIH001)の機体NOを取り違えていて、両機のパイロットもその勘違いに気付かなかった・・・


(管制官)「JAL001は、KAIH001が着陸するまで、待機場で待機せよ!」

(JAL機)「なんだ、待機かいな」

(海保機)「JAL機が待機なら、俺は、もうすぐ、離陸だな!」

(管制官)「KAIH001は、着陸を許可する」

(JAL機)「着陸許可が出た!よし!着陸だ!」

(海保機)「ようやく、離陸許可が出たわい!」

<< 両機は述語のみを捉えて、主語との整合性を取り違えた!結果、同時に、2機が滑走路に進入する事になった! >>

 

【追記2】(2024年1月3日)

 最近の新聞報道に依ると、JAL機の機長は、「管制官には、ちゃんと復唱した!」と云っているそうだが、そもそも、伝達誤りを生じやすい「伝言」での復唱は、「チェック・誤り修正」手段には成り得ない!

 ましてや、管制官JAL機機長と海保機機長の3人が勘違いしておれば、勘違い指示を復唱で訂正・確認する事など、不可能だ!

 管制官は先に、海保機を離陸させるつもりで、次の様に、言い間違って、これを受けた、JAL機機長と海保機機長も勘違いした恐れも有り得る!

(管制官)「JAL001は、離陸を許可する」①

(JAL機)「JAL001は、今から、着陸体制に入る!」②

(管制官)「了解!」③

①で、管制官は、海保機のKAIH001を先に離陸させるつもりで、機体NOをKAIH001と云うべき所をJAL001と機体NOを云い間違えた!

②で、①の誤った機体NOのJAL001に反応して、管制官の指示内容の「JAL001は、"離陸"を許可する」とは異なる内容の「JAL001は、"着陸"を許可された」と云う意味の「JAL001は、今から、着陸体制に入る!」と復唱してしまった!

③で、②の復唱を海保機からの復唱と勘違いして、「JAL001は、今から、離陸体制に入る!」と受け取って、「了解!」と答えてしまった!

 ゆえに、こう云う言い間違いや聞き間違い・勘違いを回避する為に、「信号制御方式」で、

・「海保機のKAIH001」=「離陸」:アクション・チケット①

・「JAL機のJAL001」=「着陸」:アクション・チケット②

 と云う様な、「機体NO」と「航行種別」(着陸、離陸、着陸待機、離陸待機、別空港への飛行、駐機場への移行等)を紐付けると共に、アクション・チケットの「待ち行列化」と「払い出し制御」(消し込み制御)を実行すべきだ!

 復唱は、コクピット内のモニターからのタッチ操作で、アクション・チケットを管制官のモニターへ送信すればよい!