大谷問題を総括する!/問題の核心・実像はこうだ!/冷徹な企業価値の判断が国際関係に勝(まさ)っただけだ!

【投稿者コメント】


【キーワード】

[冷徹な企業倫理に依る]、[アジア人種への陰謀]、[個人も総力戦で望め]


【件名】

「大谷問題を総括する!/問題の核心・実像はこうだ!/冷徹な企業価値の判断が国際関係に勝(まさ)っただけだ!」


【投稿本文】


>「大谷問題を考える」へのコメント

> ◯◯◯◯さん

→今回の事件を解く鍵は、「オオタニの手術をした外科医をド球団が雇っている事」です。

 昨年の次期所属球団問題/契約問題が顕在化した段階で、オオタニの活躍期間は後、1、2年間だとド球団は知っていたのでしょう。

 ならば、ド球団は、ド球団に不利な、そんな高額契約金額の「長期10年契約」をなぜ結んだのか?

 それは、早く、ワールドシリーズ優勝をしたいド球団にとって、わずか、1、2年間の活躍期間であっても、他の競合球団から、優秀な選手を引き抜いて、日干しにして枯らせば、優勝する機会は増えるし、オオタニ入団をエサに、「本命のヤマモト」を獲得出来る絶好の機会だと、冷徹に、判断した結果でしょう。

 後は、引き抜いたオオタニを確実に枯らす=放逐する為の理由として、野球賭博八百長関与を持ち出せば、契約違反となるから、高額契約金はビタ一文も支払う必要もなく、ド球団にとって、万事めでたしの方法だった訳です。

 日本との外交問題や国際問題に発展する懸念を除けば、競合企業潰しの為の、優秀社員潰し(引き抜き後に日干しにして枯らす)を断行したと云うのが実態では?

 もちろん、ド球団は、契約段階で、オオタニが「野球賭博八百長」に関与していたと云う情報は掴んでいたんでしょう。

 ド球団は、情報力・資金力・法務力をフルに使って、米国式の企業倫理/道徳、企業価値向上に努めただけで、非力な、情弱な、非常識な、幼稚な、オオタニが、一方的に悪いと云う見解でしょうね?

 これで、自分達のヒーロー(憧れ)を潰された日本国民が納得するかは、別の問題になるが・・・

 南米じゃ、サッカー試合の揉(も)め事で、戦争をおっ始めた国もあると云うが・・・

<< 福島人災の原子炉の設計・検査を実行したのは、米国のGE社、御巣鷹山へ墜落した日航機の圧力隔壁を修理したのは、米国のボーイング社と云う日本人の記憶に、自分達のヒーロー(憧れ)を潰したのは、米国のドジャーズ球団だと云う記憶が追加された! >>

【注】

 尚、上記は、あくまで、事件の関係者の供述・証言も無い段階での推測であり、オオタニが、何らかの形で、「野球賭博八百長」に関与して影響を受けていたと云う記述に留めている。

 本稿で記載した、アプリ、ソフト、ハードウェア、URL、操作手順、記載内容の完全性・網羅性を保証するものではありません。使用・導入・採用は自己責任となります。具体的なソフト名、製品名、ベンダー名はあくまで事例に過ぎず、購入・採用・適用を必ずしも推奨するものではありません。

Windows11の月額料金制移行反対/OfficeやAcrobatも使わずに数式図表入り日本文をPDFへ変換/【第1回】日本語を含む文章ファイルからPDFへの変換

【投稿者コメント】


【キーワード】

[日本語テキストを]、[コマンドで垂れ流して]、[無償でPDFを生成]


【件名】

「Windows11の月額料金制移行反対/OfficeもやAcrobatも使わずに数式図表入り日本文をPDFへ変換/【第1回】日本語を含む文章ファイルからPDFへの変換」


【投稿本文】


【1】どうやらMicrosoftは、Windows11や12で、月額(年額)料金制のサブスク料金制度を強行するらしい!


 何と、下記の(*-1)の報告に依れば、「Microsoftは、早ければ、Windows11で、遅くとも、来年のWindows12で、使用料金を「買い切り制」から、「月額(年額)料金制」に、強行するらしい!


(*-1)
・「Windows 11の永続ライセンスが消えて“毎月課金”になる予感」
 https://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/2403/21/news12.html

 複雑なライセンス体系がしばしば悩みの種となる「Windows」。永続ライセンスがなくなり、サブスクリプション形式に全面移行するのではないかとの臆測さえ生まれる~

 買い切り型である永続ライセンスを、Microsoftが提供しなくなる日が来るのではないか。Windows11の利用には、いつかはサブスクリプション形式のライセンス契約が必要になるのではないか―。同社製品/サービスのライセンスを巡って、こうしたさまざまな臆測や混乱が生じている。~

 Windows11Proの小売価格はおよそ200ドル(国内の税込み価格は2万8380円)。(現在は、PCを買った時に、PC価格にOS代金は含まれているから、後は、無料で使える。)~

 IT管理者は「Microsoft Intune」をはじめとするWindows11の管理ツールを、Windows11Enterpriseでも利用できる。米国の場合、Microsoft365 E3の料金は、年間契約でエンドユーザー1人当たり月額36ドル(国内の税別料金は4500円)だ。同社はWindows11Enterprise単体の料金を公開していない。

 仮に、生成AIが無料で使えるからと云って、バグてんこ盛りのWindowsOSに、月額4,500円=年額5万4千円を、一生払えるだろうか?

 殆どの方が、「何を! ふざけんな!」だろう。

 昨今のWindows11やWindows10のWindows Updateは、深刻バグの連続で、Windows Updateを適用して、PCを再起動しょうとしたら、PCは二度と起動せずに、壊れた!と云う事象が頻繁に発生して、PCユーザの怒りを買っている!

 こう云う、WindowsOSが使い物にならぬほどの体たらく・破壊的品質劣化を起こしておきながら、WindowsOSを使い続けようとしたら、「893のみかじめ料」の如く、毎月(毎年)、死ぬまで、PCユーザは、Microsoftへ「お布施」を払い続けないといけなくなるから、びっくり仰天だろう!

 「よくも、いけしゃーしゃーとそんな世迷い言を云えたもんだ! ふざけんな!」と多くのPCユーザは怒り心頭するだろう!

 個人用途ユーザはともかく、企業や学校や役所の業務用途ユーザは、IT政策やIT予算措置に大きく影響するから、犯罪用途にしかならぬ「生成AI機能」の凶悪おもちゃ機能を実装したからと云っても、相変わらず、Microsoftに、安全性をないがしろにされて、ランサムウェア被害に依る、ITシステム潰しが頻発し続けたら、業務用途ユーザは、WindowsOSに見切りを付けて、一斉に、LinuxOSとLinuxPCへ移行するだろう!


【2】月額料金の有料ソフトを使わずに、「日本語文章+数式+図表」入のPDFを作ろう!


 そこで、ダニやノミの如く、サブスクで、「人の生き血=月額(年額)」を吸い続ける吸血鬼のMicrosoft社やAbobe社のサブスク・ソフトの「Office(Word、Excel、PowePoint等)」や「Abobe Acrobat」は、一切、使わずに、テキストベースファイルから、「日本語文章+数式+図表」入のPDFファイルを作成する、試み・試行プロジェクトを開始したい!

 これは、そう、たやすい「データ移行・変換」ではなく、一筋縄ではいかない!

 「日本語文章+数式+図表」が混在した文章では、変換のちょっとした調整不足やI/Oエラーや手違いで、文字化けや様式崩れやデータ欠損が起きやすいからだ!

 こう云う変換処理を行う前提条件としては、通常使用の状態になるべく近く、特別なミドルソフトやハードウェア・機器は導入せずに、無償のオープンソフトだけを使って、他の業務・処理・操作に影響を及ぼさない事も大切だ!

 こう云う条件で、早くて、安くて、確実で、手間いらずで、容易な変換処理を行うには、かなり、ハードルが高く、一気に、目標を達成するには、クリアすべき課題が多過ぎるので、以下の3段階で進める事にした。

①「日本語(仮名・漢字)を含む文章ファイルからPDFへの出力」

②「数式のPDF出力」

③「図表のPDF出力」


【3】【第1/3回】日本語(仮名・漢字)を含む文章ファイルからPDFへの出力


 前提条件は次の通り。

(1)使用するツール・パッケージ・ライブラリーは、オープンソフトの無償の物を使う事

(2)途中、難解な、ソフトの調整やチューニングやカスタマイズ・設定作業が不要で、特に、IT専門家でなくても操作に困る事が無いものとする

(3)ファイルを置くフォルダやファイル名等を決めておけば、コマンドシェル(Script)の引数(アーギュメント)をほんの少し、いじるだけで、予め決めた操作手順通りに、容易に実行出来るものとする

(4)データ変換環境やデータ変換操作は、他のPC作業に影響を与えたり、阻害しない事

(5)操作に困ったり、知らない事象に遭遇しても、対処に困らぬ様に、参照資料やWebサイト情報をなるべく多く提供する事


【日本語(仮名・漢字)を含む文章ファイルからPDFへの出力する操作手順】

 尚、①~④が導入・準備作業であり、毎度のデータ変換操作は、⑤~⑦です。

①日本語文章を作成する「Markdownエディタ」の「サクラ・エディッタ」をインストールする

 「Markdownエディタ」と云っても、「メモ帳」の様な「テキストエディッタ」とほぼ同じです。
 ただし、PDFへ変換するには、ファイル拡張子が .md のファイルへ格納する必要があります。

 ここで、「Markdown」とは、「マークダウンは、文書を記述する為の軽量マークアップ言語のひとつです。本来は、プレーンテキスト形式で手軽に書いた文書からHTMLを生成する為に開発されたもの」の事を云います。

 機能的に云うと、Markdown(マークダウン)とは、「# 見出し」「* リスト」など、シンプルな書き方で文書構造を明示出来て、装飾されたHTML文書に変換出来る軽量マークアップ言語です。Markdown記法でよく使う「見出し・テーブル表・リンク・画像・文字色・強調・箇条書き」等の書き方は、第2回以降で記載します。

 今回は、単に、メモ帳で日本語を書いただだけと云うイメージです。

 インストール用ファイルのダウンロード元のURLとか解説のURLは以下の通りです。

・「サクラエディタ/さくら Ver2.4.0/資産」
 https://github.com/sakura-editor/sakura/releases/tag/v2.4.0
 の、 sakura-tag-v2.4.0-build2686-782347a-Win32-Release-Installer.zip をクリックして、デスクトップ等へDownloadして、解凍して、exeファイルをクリックインンストールします。(2024年3月23日現在)

・「オープンソースの老舗テキストエディタサクラエディタ」v2.4.0.0~約2年ぶりのアップデート」
 https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1248206.html ←【解説・使い方】

 ここで、「サクラエディタ」には、下記に示す様な設定作業が必要です。

・「サクラエディタ向けMarkdownシンタックスハイライト設定」
 https://qiita.com/ryo-sato/items/4cbfe057836c14293def


1.「Markdownもどき2」(*-2)より、 markdown2.rkw と Markdown2.col (*-3)をダウンロードする。
2.サクラエディタより, 設定 - タイプ別設定一覧 をクリックする。
3.追加 ボタンで設定を追加し, 設定変更 ボタンを押下する。
4.[スクリーン] タブ: 設定の名前を Markdown とし, ファイル拡張子は md とする。
5.[カラー] タブ: インポート ボタンを押下し, 先ほどダウンロードした Markdown2.col を開く。
6.[ウィンドウ] タブ: 文字コードUTF-8 とする。
7.[正規表現キーワード] タブ: 正規表現キーワードを使用する にチェックを入れ, インポート ボタンを押下, 先ほどダウンロードした markdown2.rkw を開く。
8.最後に OK ボタンを押下する。
』(添付図1参照)

 尚、上記の(*-3)の markdown2.rkw と Markdown2.col のダウンロード元の「Markdownもどき2」(*-2)は、 http://sakura.qp.land.to/?Customize%2F%C5%EA%B9%C6%2F77 です。

②変換ソフトの「Pandoc」のインストール

 「Pandoc」は、ドキュメントを変換するソフトウェアです。今回の場合Markdown形式で書いた文書をHTMLやPDFに変換するソフトウェアになります。

 参考にしたインストール方法は、以下の通りです。

・「Wordより楽に、本格的な文書作成 Pandoc Markdown
 https://qiita.com/sky_y/items/3c5c46ebd319490907e8
 の「マウスで簡単:Pandoc公式インストーラを使う」

・「jgm/pandoc Public Code/Releases 3.1.12.3[Latest]
 https://github.com/jgm/pandoc/releases/latest
 の「Assets」の
 pandoc-3.1.12.3-windows-x86_64.msi をクリックして、
 デスクトップ等へダウンロードして、クリックインストールする。
 (2024年3月23日時点で)

 但し、Pandoc本体を使う際は、コマンドラインでpandocを使う必要があります。

 Windowsコマンドプロンプト、又は、PowerShell

 インストールが完了していれば、pandoc -vコマンドで、次の様にPandocのバージョンや情報が表示されるはずです。(添付図2)

③PDF出力用のPDFエンジンのインストール/TeX Liveのインストール

 Pandocは直接的にPDFに出力する方法がないので、他のソフトウェアに変換したデータを渡して、そのソフトウェアに更にPDFへの変換を行ってもらいます。

 基本的な方法として、TeX(LuaLaTeX或いはpdfTeX)を使ってTeX経由で出力する方法があります。

 TeXは、論文向けに書かれた組版ソフトウェアです。高品位で美しい文書を整形する事が出来ます。LuaLaTeXは、その実装のひとつで、現状では最もモダンなものです。TeXを使う事で美しく文書を書く事が出来るものの、その扱いはなかなか難しく、Pandocと組み合わせる事で難易度を大幅に下げる事が出来ます。

 TeXを使う場合、Pandocは、TeXソースファイルを出力します。そして、TeX処理系(この場合はLuaLaTeX)が組版し、PDFに(或いはDVIに変換してからPDFに)変換します。

 Pandocの --pdf-engine オプションは、PDF出力時に使用するソフトウェアを選択します。

 LuaLaTeX(Tex Live)のWindowsでのインストール方法は、実は、とても難しいのです。

 公式には、MiKTeXを推奨していますが、MikTeX+LuaTeX-jaで望ましい動作を得るのは、相当に大変ですので、TeX Liveを使う事にします。(MiKTeXだと、PC環境に合わせた調整・カスタマイズ・設定が相当に難解で煩雑)

 TeX Liveのインストール用ファイルのダウンロード元は、次のURLです。

・「インターネット経由で TeX Live をインストールする」
 https://www.tug.org/texlive/acquire-netinstall.html

 の本文1行目の「 install-tl-windows.exe 」をクリックして、デスクトップ等へダウンロードします。

 TeX Liveのインストーラを、右クリックから管理者として実行して、Simple installを選択します。インストール場所はC:\TeXLive以下にインストールされる事になっています。(本来は、C:部分をC:\Program Filesに変更した方が良いが、変更出来なかったが、そのままでも大きな悪影響は無い。)

 ここで、注意すべきは、インストールの完了までに、1時間以上とかなり、時間を要するので、予め、スリープ設定等はOFFにしておく必要があります。

 約1時間後に、添付図3の、インストールの完了通知が表示されたら、右下の[閉じる]ボタンをクリックします。

 ここで、「TeX Liveのインストール」で、参考にしたサイトは、以下の通りです。

・「Pandocの比較的簡単なインストール方法」
 https://mimir.yokohama/useful/0017-pandocmarkdown.html
 の「TeX環境の導入」が、Windowsの場合複雑である等に留意です。

④LuaLaTeX(Tex Live)用の文字ファオトの「IPAフォント」のインストール

 LuaTeX-jaは、IPAフォントを求めます。無くても問題なく表示出来ると云うものの、念の為に、IPA(情報処理推進機構)のサイトからIPAフォントを入手して、インストールします。

・「IPAフォント Ver.003.03」
 https://moji.or.jp/ipafont/ipa00303/
 の「ダウンロード/協議会サイトからダウンロード/TTFファイル」
 の「4書体パック(Ver.003.03)」の IPAfont00303.zip(19.1 MB) をクリックしてデスクトップ等へダウンロードして解凍して、添付図4の、「設定/個人用設定/フォント」の右欄上の「フォントを参照しインストールする」をクリックして、解凍したファイルをクリックすると、右欄の下に、追加されたフォントが表示される。

======[ここまでが1回だけの導入準備作業です!以降毎度のデータ変換操作です]======

⑤①項の「サクラエディッタ」で日本語を書き込んで、左上のメニューの「ファイル/名前を付けて保存」で、添付図5の如く、例えば、ファイル名は、 _■20240322_Markdown.md の如く固定ファイル名称にして、保存の際は、「ファイルの種類:ユーザ指定(*.md;*.*)」、「文字コードセット:UTF-8」とする。この拡張子.mdのファイルを「PDFへの変換元ファイル」とする。
⑥⑤項の「PDFへの変換元ファイル」の _■20240322_Markdown.md を、cmd実行先のフォルダの C:\Windows\System32 へコピーする。

コマンドラインでpandocを使って、拡張子.mdのファイルをPDFへ変換出力する

 まず、「コマンドシェルcmd.exe」(コマンドライン)を管理者権限で起動します。

 以下のコマンドシェルを「コマンドシェルcmd.exe」(コマンドライン)へコピペしてエンターキーを押します。

コマンドラインを「コマンドシェルcmd.exe」(コマンドライン)での実行例(5例)】

[1]bxjsarticle版(フォント指定せず)

pandoc 20240322_Markdown.md -o document.pdf --pdf-engine=lualatex -V documentclass=bxjsarticle -V classoption=pandoc

[2]ltjsarticle版(MSフォント版)

pandoc 20240322_Markdown.md -o document.pdf --pdf-engine=lualatex -V documentclass=ltjsarticle -V luatexjapresetoptions=ms

[3]ltjsarticle版(IPAフォント版)

pandoc 20240322_Markdown.md -o document.pdf --pdf-engine=lualatex -V documentclass=ltjsarticle -V luatexjapresetoptions=ipa

[4]bxjsarticle版(MSフォント版)

pandoc -s -t latex-smart --pdf-engine=lualatex -V documentclass=bxjsarticle -V classoption="pandoc,jafont=ms" 20240322_Markdown.md  -o document.pdf

[5]bxjsarticle版(IPAフォント版)

pandoc -s -t latex-smart --pdf-engine=lualatex -V documentclass=bxjsarticle -V classoption="pandoc,jafont=ipa" 20240322_Markdown.md  -o document.pdf

 添付図6に上記の実行結果を示す。正常終了は、何も、表示されない。

 尚、編先のPDFファイル名称を document.pdf の如く、固定とした場合は、各行の実行で上書きされるので、[1]~[5]の5行の実行の都度、フォルダの C:\Windows\System32 から、PDFファイルをデスクトップ等へコピーして、都度、リネームする。

 作成された5本のPDFファイルの事例を添付図7に示す。

 尚、上記の5行のコマンドラインでの、pandoc実行の文法・規定は、以下を参照頂きたい。

・「Pandoc+LaTeXで気軽に日本語PDFを出力する」
 https://qiita.com/sky_y/items/15bf7737f4b37da50372

・「Pandoc User’s Guide日本語版」
 https://pandoc-doc-ja.readthedocs.io/ja/latest/users-guide.html#id140

「目次」の

「説明/pandoc の使い方」
https://pandoc-doc-ja.readthedocs.io/ja/latest/users-guide.html#description
     ・
     ・
「PDFの生成」
https://pandoc-doc-ja.readthedocs.io/ja/latest/users-guide.html#creating-a-pdf
     ・
     ・
「オプション」
https://pandoc-doc-ja.readthedocs.io/ja/latest/users-guide.html#options
     ・
     ・
「Readerのオプション」
https://pandoc-doc-ja.readthedocs.io/ja/latest/users-guide.html#reader-options
     ・
     ・
「Defaults files」
https://pandoc-doc-ja.readthedocs.io/ja/latest/users-guide.html#defaults-files
     ・
     ・
「Pandoc’s Markdown
https://pandoc-doc-ja.readthedocs.io/ja/latest/users-guide.html#pandocs-markdown
段落
見出し
引用
文字通りのブロック (コードブロック)
ラインブロック
リスト
水平線

メタデータブロック
バックスラッシュを用いたエスケープ
インライン修飾
数式
生のHTML
LaTeX マクロ
リンク
画像
Div と Span
脚注
Citation syntax
Non-default extensions
Markdown方言
     ・
     ・
等が参考になる。

【コマンドシェルを「コマンドシェルcmd.exe」の実行例(5例)】の最初の[1]では、明示的にフォントは指定していないが、ディフィルトのフォントが採用された。
 他の[2]~[5]の明示的に、フォントの、「ipaIPAフォント」や「ms:MS明朝、MSゴシック」を指定したケースより、作成されたPDFは明瞭だった。

 尚、

pandoc sample.md -o sample.pdf --pdf-engine=lualatex -V documentclass=ltjsarticle -V CJKmainfont=HiraMaruProN-W4

の様に、
LuaTeX-jaで、CJKmainfont変数を使う方法で、OS上の任意のフォントを本文用に読み込めて、「ヒラギノ丸ゴ ProN W4」(HiraMaruProN-W4)を読み込む事例の代わりに、フォントの、「ipa」や「ms」を指定しても失敗する!どうも、CJKmainfontパラメータはどれも失敗するようだ。

水原がわいの口座から7億円盗んで違法賭博に使った!

[油断大敵!][好事魔多し!][親しき間にも礼儀有り]

TV報道でも翔平と水原の間で、何か白々しい雰囲気・空気が感じられたが・・・

翔平はとうに気付いていたが、FBIが捜査していたから、騙された振りをしていたと云う・・・

450万ドル(約6億8千万円)も無くなったら、普通の人は破産やけど、さすが、大金持ちは、「おれの小遣いが少し減ったかなあ?」と云う程度か・・・

今後、翔平が疑心暗鬼の負の連鎖に陥り、野球の不振やカミさんとのトラブルにならんかと不安ですなあ?

まあ、「好事魔多し!」、「油断大敵!」、「親しき間にも礼儀有り!」の典型でしょうなあ?

いくらお友達と云えど、「ダイヤモンド・キャシュカード」を渡したら、そりゃねえ・・・

 それ!云うたら、弁護士も司法書士行政書士も税理士も公認会計士弁理士も主治医(医師)も薬剤師も信用出来しまへんがな!

 こう云う方々へも、うかつに、実印を押した重要書類やパスワードを掛けたITカード類を渡すと度エライ事になりまっせ!

 まあ、「人を視たら、泥棒と思え!」が無難ですなあ?!

 マフィアが胴元の違法野球賭博→マフィアから翔平側への働きかけ?→八百長試合???・・・

 やーな、ニュースだ事!

 どうして、こんなタイミングなのか?

 黄色人種の活躍を喜ばない筋からの陰謀か?・・・

 と云う事は、「万事が2位で、無事・平和!」主義のイチロー氏の「それ!見た事か!」となるが・・・

 日の丸応援団としては、「何だかなあ!」・・・

 アングロサクソンは宗教的理由から、八百長行為と云う、不公平、インチキ、不正を特に嫌うから、米国の糞どもの「少年の夢を壊す不正・悪徳!」などと云うネガティブ・キャンペーンを張られると、翔平の野球の成績にも悪影響が・・・

 イチロー氏は「これで終わりと思うと甘いで! 第二幕、第三幕、・・・と翔平を潰すまで続くかも?」と云いたそうだが・・・

 「KKK」等の「ホワイトプライド」も怖いが、「イエロープライド」も負けず劣らず、怖いでえ!・・・と

 翔平がマフィアから持ち掛けられた誘い、甘言、恐喝に、毅然と対処した為の「マフィアの報復=翔平潰し」とも視えなくもないが・・・

<<ここは、何としてでも、糞どもの度頭へホームランボールを叩き突けてほしい!>>

 どうも、今回の不自然な、経緯・背景・発言を考慮すれば、『翔平の気晴らしのギャンブルから、八百長へ発展したが、球団の「百年に一度の逸材を温存したい!」と云う強い意向から、多額の金銭が、マフィアと水原氏へ渡り、水原氏は、翔平の人身御供になった!』とも受け取れるが・・・

 つまり、「異常な後払い契約」の理由が判る!

 ド球団が翔平と入団交渉を始めた時は、翔平とマフィアの関係に気付いており、「異常な後払い契約」と「実際の受取額は、マフィアと水原氏への支払い後の、正式契約金額の半分!」と云う「裏契約」を持ち掛けられた時から、翔平は球団選択等の交渉の自由はなく、この裏取引を隠蔽して、注目を逸(そ)らす為に、「開幕直前の結婚」と「隣国の韓国での開幕試合」と「開幕試合中の水原氏の人身御供の公表」を指示された!・・・

 まあ! どっちでもええわい!

<<とにかく、ホームランをかっ飛ばして、ワールドシリーズ優勝してくれたら、何も云う事ありゃせんわい!>>

 

【追 記】(2024年3月21日)

 上記の投稿に対して、「膨らまして、膨らまし過ぎた感がある!」とか、「妄想が過ぎる!」とか、「そんな事が有る訳無い!」と云う方も多いだろう。

 それでも、本投稿の表題の「水原がわいの口座から7億円盗んで違法賭博に使った!」は、すなおに納得出来るだろうか?

 「7億円の銀行振り込みを、口座所有者の翔平以外の赤の他人の水原氏が行った?」

 さしずめ、日本の銀行だと、多額送金を口座所有者の本人が行う場合でも、事故や事件を回避する為に、送金の目的・用途をしつこく聞かれて、本人確認証書の運転免許証やマイナンバーカードやパスポートや保険証や年金手帳等、3~5通もの、本物の証明文書(コピーは不可)の提示が要求され、手続き・処理は、電子決済なのに、なぜか、小一時間以上も掛かる!

 米国とて、金融機関での詐欺犯罪が横行しているから、ましてや、マフィアの胴元の口座への多額送金ゆえ、銀行口座所有者以外の他人が、銀行の店頭窓口で、簡単に送金出来るだろうか?

 送金先は反社勢力ゆえ、銀行のオンラインシステムで、資金洗浄等の不正取引を常にチェックしているから、銀行間のオンライン決済が可能とは、思えない!

 トバクの決済は、昔から、ニコニコ現金払いと決まっている!

 そもそも、幾ら親しい間柄と云えど、7億円以上の残金が存在する、銀行口座のキャッシュカードと暗証番号を赤の他人へ譲渡・貸与するはずもない!

 様々な点を考慮すれば、「7億円の銀行振り込みを口座所有者の翔平以外の他人の水原氏が行った?」は有り得ない!

 こう云う点を推定の起点として、納得出来る、有り得る、自然な、事の推移を検討すれば、上記の投稿の推測になる!

 そもそも、異常な、常ならざる、「翔平の結婚」や「第三国での開幕試合」や「突然の水原氏の事件の公表」が、偶然に、開幕試合時期に集中する事は有り得ず、事前に、仕組まれた、意図的に計画された、一連のイベント・行事である事は明白だ!

 なぜ、こんなにも、見え透いた、不自然な事が続くのか、それは、人が意図的に、仕組んだ結果だからだ!

 この推測に、異論・反論・オブジェクションがあれば、当方を納得させられる見解を教えて頂きたいものだ。

 翔平と水原氏とで、どちらが、野球賭博をやりそうか?

 常識的には、野球選手の当事者の翔平よりも、野球に今一歩、第三者的立場でおられる水原氏の方が賭博に染まりそうだが、水原氏の経歴や思想信条からすると、お坊ちゃまの世間知らずの、野球馬鹿の翔平の方が、かえって、ゲームやパチンコや宝くじ感覚だと誘われて、ハマりやすいだろう!

 こう云う状況で、最悪、翔平が野球賭博の常習者で、且つ、八百長にも関与していたとすれば、即、日米の野球界から追放される!

 こう云う高額な契約を後払いにすれば、絶頂期を過ぎた場合に、選手として留める価値が無くなれば、後払いの契約金を支払う時期が近づけば、支払いが惜しくなった球団は、「八百長試合をやっていた!」などと難癖を付けて追い出せば、支払いを回避する事さえ出来る!

 後払いだから契約金が高額になったとも云えるが、実際は、「出世払い」となるから、契約金を受け取れないリスクが付いて廻る!

 野球選手に一方的に不利な契約を結べた理由は、ド球団が翔平とマフィアとの腐れ縁を知っていたから、翔平に不利な契約を強要出来た!

 ゆえに、一見して、選手に一方的に不利と判る契約を翔平が結んだ事は、翔平とマフィアとの腐れ縁を裏付けるものだ!

 と云うより、事の経緯を視ると、「八百長行為」が、「野球賭博行為」にすり替えられているると視た方が自然で判りやすい!

 賭博行為をネタに恐喝したマフィアが翔平を「八百長行為」に引きずり込んだ!

 「八百長行為」を隠蔽する為に、積極的に「野球賭博行為」が悪用されたと視た方が良い!

 なぜなら、「八百長行為」なら、All is nothing!(何もかも失う!)だが、「野球賭博行為」なら、金銭支払を条件に、水原氏に、翔平の罪を被(かぶ)ってもらえるからだ!

 翔平の銀行口座からの、多額の送金の件だが・・・

 通常、自分の業務に関わる人物を複数人雇って、必要資金を自分の口座から充当する場合は、日本の多くの芸能人は、自分の会社を立ち上げて、自分の業務に関わる人物は会社の従業員にして、必要経費の出金・送金を行う専門の経理担当者と監査の為の公認会計士や税理士を雇う場合が多い!

 翔平の場合も、自分の会社=個人事務所を立ち上げて、水原氏は会社の従業員にして、水原氏が経費として、翔平の会社からの出金が必要であれば、出金伝票へ、用途や支払先や金額を明記して、会計責任者や多額の場合は、直接、翔平の承認・決済がない限り、翔平の会社の銀行口座から、勝手に、出金・送金は出来ない仕組みにしていたはずだから、水原氏の好き放題の出金・送金は不可能だ!

 そもそも、マフィアの胴元への送金が事実なら、その送金を行ったのは、自分で決済出来る翔平自身だと視て取れる!

 ここでも、「マフィアの胴元へ送金したのは自分だ!」と水原氏は泥を被(かぶ)らされた!

 

「【速報】ドジャース 大谷選手の通訳・水原一平氏を解雇 米メディア報じる」
https://www.youtube.com/watch?v=ALKGANz8tMg


www.youtube.com

「水原一平 賭博の瞬間‼️批判殺到。許せない(大谷翔平 解雇 プロ野球ニュース 通訳 メジャーリーグ)」
https://www.youtube.com/watch?v=Mdq0jOxeSGM


www.youtube.com

ドジャース 大谷翔平 通訳 水原一平 違法賭博疑惑で解雇! 前兆 衝撃シーン! (解雇理由 裏切り)」
https://www.youtube.com/watch?v=XlZTRwABC-4


www.youtube.com

大谷翔平の水原一平通訳がドジャース解雇…米報道 大谷資金で巨額の賭博疑惑 開幕戦翌日に衝撃」
https://www.youtube.com/watch?v=HXM6bVDhb5k


www.youtube.com

 

即効!呼吸器感染症予防に良く効く、イソジンうがい法!/これで、コロナもインフルエンザも即撃退すべし!/但し、正しいやり方がある!

【投稿者コメント】


【キーワード】

[感染経路で防ぐ]、[理にかなう方法]、[正しい防御方法を]

【件名】

「即効!呼吸器感染症予防に良く効く、イソジンうがい法!/これで、コロナもインフルエンザも即撃退すべし!/但し、正しいやり方がある!」


【投稿本文】


 先程の「はしか蔓延!」のニュースで、ネガティブ・キャンペーンを貼っていた!

 「はしかって、エアゾール感染ゆえ、"うがい"は効果ありません!」

 はあ? たしか、「はしか」って、上部気道からの感染する呼吸器感染症だったよな?

 「うがい」が無効なら、そんなら、「はしか」って、おしりから感染するのかいな?

 普通、TV番組じゃ、「~に良く効きます!」とは云うが、「~は効果無し!無駄ですよ!」なんて、お節介、余計な事は云わんだろう?

 「なんか! 変ですねえ? ことさらに、わざとらしい・・・」

 一方、当方は、「せき」、「くしゃみ」、「鼻水」、「顔が火照る」、「風邪っぽい」、「喉がイガラッぽく」なったら、速攻で、以下の「正攻法のうがい励行法」を実行して、今まで、1回も、風邪、コロナ、肺炎、インフルエンザ等に感染・罹患した事がない!

【正攻法のうがい励行法】

①「せき」、「くしゃみ」、「鼻水」、「顔が火照る」、「風邪っぽい」、「喉がイガラッぽい」等の風邪の前駆状態と思える症状を来たしたら、速攻で実行する(帰宅したらすぐ、自宅ならすぐに、仕事の隙(ひま)が出来たらすぐetc. なるべく、10~30分以内が理想的)

②うがい薬は、「イソジン」等のヨード系の物が適当だろう

③用法を遵守する(薬量、容器、薄め方、後のすすぎ方)
・薬量は、添付する容器を傾けて、下の目盛線まで(添付図1)

(1)ひと口目は強めに「くちゅくちゅ」うがいをして、吐き出します
(2)ふた口目は上を向いて約15秒「ガラガラ」うがいをして、吐き出します
(3)さん口目も、上を向いて約15秒「ガラガラ」うがいをして吐き出します

・後ろにのけぞって、口腔内の上部まで、薬液を広く行き渡らせる
・あとのすすぎの水の容量は、容器の上の目盛線まで、1回とする(添付図1)

④あとのすすぎの水の容量は、容器の上の目盛線まで、1回とし、過度なすすぎで、せっかく、行き渡らせた薬液の被膜を除去しない!

⑤うがいの後は、2時間飲食禁止として、上部気道の粘膜に張り付いた薬液の被膜を維持する!

※ポイントは、

・口腔内へ広く薬液を行き渡らせる事
・少なくとも、2時間は、上部気道の粘膜に張り付いた薬液の被膜を維持する事

 だ。

 要するに、感染径路を網羅的に塞いで、時間を掛けて殺菌する事だ!

 合わせて、相乗効果を狙って、誤飲性肺炎の予防も兼ねて、飲食後と就寝前の一日4回の歯磨きの励行も効果的だ!

 要するに、上部気道と口腔内を清潔にしておけば、呼吸器感染症の殆どは予防出来るから、「正攻法のうがい」と「正攻法の歯磨き」は、「医者いらず」の、安上がりの、効果てきめんの、予防法と云える!

 但し、甲状腺機能に異常がある方、妊娠中、授乳中の方は注意だ!
 うがいが出来るようになったお子様から使用可能だ!

 以下のサイトに、薬剤師さんお勧めの、正しい「うがいの仕方」を示す。

添付動画_「イソジン 正しいうがい液の作り方」

https://www.youtube.com/watch?v=LoJeIx33Xoc


www.youtube.com

・「みんなのうがい・手洗い」
 https://www.isodine.jp/gargling


【注】本稿で記載した、アプリ、ソフト、ハードウェア、URL、操作手順、記載内容の完全性・網羅性を保証するものではありません。使用・導入・採用は自己責任となります。具体的なソフト名、製品名、ベンダー名は、あくまで、事例に過ぎず、必ずしも、購入・使用を推奨するものではありません。

【緊急公告】macOS14.4でiCloud Driveに保存したファイルが失われる不具合発生!/対処は、即、「Macストレージの最適化」をオフに!

【投稿者コメント】


【キーワード】

[MacOS最新版バグ]、[iCloudが全滅]、[即最適化をOFFに]


【件名】

「【緊急公告】macOS14.4でiCloud Driveに保存したファイルが失われる不具合発生!バグか/対処は、即、「Macストレージの最適化」をオフに!」


【投稿本文】


 以下の報告に依れば、

 MacOSが最新版(macOS14.4)で、下記条件だと、iCloud Driveに保存したバージョンのファイルが全て消失する!

MacOSが最新版の macOS14.4 である

②ドキュメント等をiCloud Driveに保存している

③「Macストレージの最適化」がONになっている

 と云い、

 対処方法は、

(1)iCloud Driveに保存しないか、

(2)「Macストレージの最適化」をOFFにする事

 と云う!

 出来る事は、「Macストレージの最適化」をOFFにする事しかない!(添付図1~2)

添付図1_MacOSが最新版のmacOS14.4

添付図2_iCloud Driveのファイル消失を防ぐには、「Macストレージの最適化」をOFFにする!


【以下転載】

https://www.appps.jp/391336/
「macOS14.4でiCloud Driveに保存したファイルが失われる不具合発生!バグか」
                             カミアプ 2024.03.20
図_MacApple

 最新バージョンのmacOS14.4にアップデートしたユーザーから、ある条件が重なるとiCloud Driveに保存されているファイルがすべて失われる不具合が発生すると報告され、話題になっています。

■macOS14.4でiCloud Driveに保存したファイルが失われる不具合発生

 MacRumors( https://www.macrumors.com/2024/03/19/sonoma-bug-destroys-saved-versions-icloud-drive/ )によると、The Eclectic Light Company( https://eclecticlight.co/2024/03/18/serious-bug-in-sonoma-14-4-will-destroy-saved-versions-in-icloud-drive/ )は、macOS14.4の重大なバグについてレポート。

 The Eclectic Light Companyは、MacmacOS Sonoma 14.4を実行し、ドキュメントをiCloud Driveに保存しているときに、「Macストレージの最適化」がオンになっている場合、iCloud Driveに保存したバージョンのファイルがすべて失われる危険があると警告。

 macOS14.4以前のバージョンでは、「ダウンロード済みファイルの削除」をしてiCloud Driveのローカルストレージからファイルが削除されても、iCloud Driveに保存されたバージョンのファイルはすべて保存されておりiCloud Driveから再度ダウンロードし、アクセス可能でした。

 The Eclectic Light Companyによると、macOS14.4では、「ダウンロード済みファイルの削除」を行うと、以前のバージョンのファイルはすべて削除され、永久に失われるとのことです。

 データを失いたくない場合には、iCloud Driveに保存しないか、「Macストレージの最適化」をオフにすることを、The Eclectic Light Companyは推奨しています。

Mac
 https://www.appps.jp/apple/mac/
・macOS14.4
 https://www.appps.jp/tag/macos14-4/
・写真:Apple
 https://developer.apple.com/jp/macos/

kenji
https://www.appps.jp/author/kenji/

正当性を保証出来ない「生成AI」は、「自動運転システム」での使用は禁止だ!

【投稿者コメント】


【キーワード】

[生成AIは悪魔の技術]、[決断を委ねると滅亡]、[速攻禁止廃棄せよ]


【件名】

「人命を左右する制御システムとして採用するに際して、動作の正当性や安全性を検証・担保出来ない以上は、「生成AI」を「自動運転システム」として使用する事は禁止すべきだ!」


【投稿本文】


【1】生成AIで5秒後の道路状況を予測する自動運転システムが実用化間近?


 下記の【以下転載1】の報告は、「生成AIで5秒後の道路状況を予測、自動運転スタートアップ」と云う報告だ。

 5秒後と云えば、時速100Km/時で高速道を走行中であれば、5秒間で、5*100000/(60*60)=138.9m=約140m進んだ先の状況だ!

 ほぼ、急ハンドルを切り返す時間はあるだろうか。案外、余裕はありそうで、実は、余裕などはない!

 欲を云えば、せめて、10秒先の、280m先くらいは予想してくれよ!と云いたくなるが・・・

 なんだ、レベル4の自動運転(運転サポートレベル)ってこんなものか?の感は強い!

 しかも、予想状況は、高速道入口の左並走帯に入る際やその右の通常走行帯へ入る直前の、前方/後方走行車両との衝突回避予測だ!

 これだと、まるっきり、通常走行時の交通状況予測だから、100%衝突を回避出来て当たり前だ!

 問題は、想定外の異常事態に、どこまで、うまく対応出来て、事故を回避できるかだ!

 たとえ、生成AI等の最新AI技術を総動員しても下記の異常事態にうまく対応出来るものだろうか?

 いずれも、TV放映される、道路上の異常事態で、ほぼ、予測は困難だ!

①老人運転の対向車が高速道を時速120Kmで逆走して来た!

②国道の交差点を、信号無視の車両が時速80Kmで突っ込んで来て横からぶつかりそうだ!

③車間距離を取らなかった後続車が、対向車線を逆走で並走して来て、急ハンドルで自分の走行車線へ割り込みそうで衝突しそうだ!

④③の急ハンドルで割り込んで来た車両が、逆ギレして、突然、急ブレーキを踏んで来て、追突しそうだ!

⑤高速道の前方左路側帯にあったブルーシートが風で飛ばされて来て、自分の車の前方ガラスの全面を覆(おお)い隠して、前方が、約20秒間全く見えない!

 これらの、異常者の運転車両の行動予測を完璧に行う事など、無理な相談か?

 稀(まれ)な異常事態であっても、100%安全に対処出来なければ、レベル5の「完全無人運転レベル」など、まだ、100年早い!

 異常者を高速道や一般道から、完全に排除出来ない以上、「自動運転システム」が対処するしかないか?

 ①~⑤の有効な対処方法は次の通りだ。

①逆走車を道路側が検知して、一定距離に近づいたら、車両に無線通知して、左路側帯へ緊急停止させるか、又は、同様に、逆走車を緊急停止させる。道路情報システムと連動させる。

②信号機システムが、黄色/赤色信号でもスピードを落とさない事を察知したら、交差する信号を青色→黄色→赤色に変えると同時に、サイレン等の警報を鳴らす。信号機システムと連動させる。

③道路上のカーチェイス・競争(狂走)を止めるには、「自動運転システム」の搭載を義務化して、システムで強制的に車間距離を取らせて、追い越し車線への出入りは、安全な状況でしか出来ない様に歯止めを掛ける! 又は、有名カーレーサ並みの運転技量を持つシステムが緊急対応して衝突を回避する!

④前方又は後方の車両の異常運転を察知したら、スピードを落として左路側帯へ緊急停止する!

⑤前方視界が閉ざされれば、レーダやカメラが察知して、誤差10cmの「道路ナビシステム」のジャイロで車両位置を検知しながら、「レベル5の夜間濃霧時自動運転」に切り替わって、速度を緩やかに落として、左路側帯へ緊急停止する!

 下記の【以下転載1】の報告では、「2023年10月のサンフランシスコでの「クルーズ」の事故( https://getcruise.com/news/blog/2024/cruise-releases-third-party-findings-regarding-october-2/ )」にあたかも、対処可能とも思える書きぶりだが、

 事故報告書では、「走行車線前方の倒れた歩行者を検知・認識出来なかった事が原因だ」としており、報告者のシステムでは、そんな事故状況でも、自動運転車の路上テスト条件にして、事故は回避可能と明記しているが・・・
 つまり、走行車線前方の倒れた歩行者は、レーダやカメラで、前方障害物として検知対処可能と云っている!

 センサーの能力や精度を上げれば、単なる障害物は容易に検知可能だろうが、上記の①~⑤の様な、稀(まれ)な、異常事態でも、正確無比に、察知・予測出来るものなのか疑わしい・・・

 世界に冠たるIT企業のGoogleApple社とて、完全自動運転のレベル5どころか、サポートレベルのレベル4の異常事態に完全に対処出来ないと自動運転車の開発から手を引いいてしまったのに、いちベンチャー企業が開発・実用化可能なものだろうか?

 人命を左右する制御システムとして採用するに際して、動作の正当性や安全性を検証・担保出来ない以上は、「生成AI」を自動運転システムとして使用する事は禁止すべきだ!


【2】機械学習と生成系AIとの違いは?/どう云う経緯で生成系AIが生まれたのか?


 下記の【以下転載1】の報告の自動運転システムに組み込まれた「モーション予測システム」の「生成AIモデル」には、今流行りの「生成AI」技術が実装されていると云うが、そもそも、その「生成AI」は、今までのAI技術の「機械学習」や「深層強化学習」とどの様に、異なるのだろうか?

 「生成AI」技術がどんな技術なのかは、「機械学習」→「深層強化学習」→「機械翻訳」→「生成AI」へ研究開発が進展してきた開発の履歴を時系列で、捉(とら)えた方が、判り易いだろう。
 下記の【以下転載2】の報告に依れば、

①「モデル」「データ」「計算機」が揃いディープラーニングは円熟の時期を迎え、2012年の「ILSVRC」(画像認識の精度を競うAIの競技会)で、初出場したジェフリー・ヒントン教授のチームの「ディープラーニング」に依る画像認識AIの精度は他のAIに比べて10%以上も高い驚異の精度を叩き出して圧勝したのを契機に、一気にディープラーニングブームが始まった。

②画像認識に於いては人間を上回る精度を出せる様になったが、自然言語処理(NLP)、つまりマシンに人間の言葉を理解させて、動作させるには大きな壁があった。なぜなら画像認識に於いては順序は関係ない(画像の中の猫はどこにいても猫)が、言語処理に於いては順序が重要(「私がAIについて学ぶ」と「AIが私について学ぶ」は異なる)からだ。

③最近まで、データを時間的に処理し分析する為に、リカレントニューラルネットワーク(RNN)や長期短期記憶(LSTM)の様なモデルを主に使っていた。これらのモデルは、時系列データを扱えると云う意味で、これまでのニューラルネットワークの手法に対して画期的であり、インターネット上の文章を人間が情報を付与する「アノテーション」が原則必要ないと云う意味で、データの問題もクリアしていたが、長い文章を扱うのは苦手で、SiriやAlexaの様なシンプルな音声アシスタントには向いていたが、それ以上の事をやろうとすると精度が全く足りないのが実態だった。

④「生成AI」ブレークスルー前夜の状況を整理すると、「自然言語AI」は、既に存在する「計算機」と「データ」を活用出来る「新しいモデル」が足りない状態、つまり、肝心な「新しいモデル」が、最期の、欠けたピースだったのだ。

⑤そうした状況に風穴を空ける「モデル」が、Googleの言語翻訳研究チームから生まれた。それが「Attention Is All You Need」と云う有名な論文で発表された「Transformer」だ。これが生成AIに於ける大きなブレークスルーになった。なぜ、Googleの翻訳研究チームから生まれたかと云うと、彼らも「翻訳」と云う「語順」が重要な、「自然言語」の問題に取り組んでいたからだ。【<<機械学習から生成AIへの一大転機>>】

⑥「Transformer」と云う重要な「仕組み」の特徴は、次の3点だ。

(1)Embedding(埋め込み):埋め込み(Embedding)とは、入力されたトークン(≒単語)を自然言語処理ネットワークが扱いやすい低次元のベクトル空間へとマッピングするプロセスを指す。一言で言うと、言葉同士の意味の近さを数学的に表現しやすくする為の処理だ。

(2)Multi Head Attention(マルチヘッドアテンション):「Transformerモデル」では、自己注意機構(Self Attention)と云って、一文の中の各単語が他の単語とどれくらい関係しているかの関連度スコアを計算する。そして、Multi Head Attentionでは、その関連度スコアを1種類だけ計算するのではなく、複数の異なるスコアリングを並列で行い、それらのスコアを最終的に統合する事で、各単語間の関係性を浮き彫りにして、例えば「The cat was hungry because it didn’t eat anything.」と云う文章があった場合に、「it」と云う単語が「The cat」を指している等、擬似的に文法を把握しているかの様な処理を可能にする。

(3)Feed Forward(フィードフォワード):フィードフォワードとは、ディープラーニングに於いて出力層から入力層に向かって誤差逆伝播で学習するのとは反対に、入力層からネットワークの各層を順に通過して、出力を行う処理を指す。「大規模言語モデル」の性能を示す際によく用いられるパラメータ数の大部分は、このフィードフォワードプロセスの重みの数に当たり、インプットされた文章から次の単語の確率を出力すると云う、「大規模言語モデル」の処理の根幹をなす部分だ。【<<「Transformerモデル」の3つのアリゴリズム>>】

⑦「Transformer」は、以下の2つの点で、多くの「言語問題」を解決するのにピッタリのモデルだった。
(1)文章が長くなると精度が下がるRNNやLSTMと異なり、文章が長くなっても文脈を捉えた様な処理が可能になった。

(2)計算数が単語数に比例してしまうRNNやLSTMと異なり、分散学習を効率的に行えるモデルなので、GPUでの処理と相性が良い。つまり、(1)の特徴によって、実用的な長さでの文章等の文字列の生成が可能になり、(2)の特徴に依って、GPUと云う計算機を用いる事が出来る様になった。これで、「モデル」「データ」「計算機」の3つが揃った。【「Transformer」のインパクト】

⑧ここで面白い「翻訳」の「再解釈」が起きた。「翻訳」と云うのは、日本語から英語など異なる言語間であると云う必要はない。日本語と日本語の間での翻訳でも良い。例えば、長い日本語のエッセイを幾つかの短い段落に要約する、とか、製品に関するレビューをそれが肯定的か否定的かを判断する等だ。

⑨こうした発想に基づき、「OpenAI」は「Transformer」を活用した「大規模言語モデル」の「GPT2」を開発した。「ChatGPT」にも用いられている「GPT」とは、「Generative Pre-trained Transformer」の略で、「生成に使える事前学習されたTransformer」と云う意味だ。名前から、Transformerがいかに重要なピースかが分かる。こうして、GPT2は、それまでの基準からすると驚くほどリアルで人間の様なテキストをセンテンスレベルではなく、段落レベルで生成可能になった。しかし、テキストが長くなると破綻したり、プロンプトの柔軟性がなかったりとまだ課題も多かった。【初期のGPT2の限界】

⑩真に生成AIのブレークスルーが起きたのは、GPT2からGPT3に進化したタイミングだ。GPT2のパラメータが約15億個だったのに対して、GPT3はその100倍で約1750億のパラメータ数になった。そして、GPT3はGPT2よりはるかに優れており、人間が書いたものと殆ど見分けが付かない様なエッセイを丸毎書く事が出来る様になった。GPT3リリース時に、「The Guardian」が「GPT3」に依って執筆された記事を公開して大いに話題になったのは記憶に新しい。【2020年のGPT3への進化】

⑪学習のデータセットサイズ、計算資源、モデルのパラメータ数のそれぞれを上げていくと精度が上がる法則は「べき乗則(Scaling Raw)」と呼ばれており、GPT-3への進化は、その最たる例だ。ちなみに、この「べき乗則」もGPT-4で限界を迎えた。今後は、MetaのLlama 2の様に、学習データサイズは増やしつつ、パラメータ数は押さえて、早い推論が行える様なモデルの小型化や、「Attention Free Transformer」の様な従来のTransformerに代わる新しいモデルの開発がトレンドになっていくだろう。

⑫モデルを大きくする事で、単にテキストを生成する能力が向上するだけではなく、リクエストを入力するだけで、パラグラフを要約したり、文章を特定のスタイルに書き換える事が出来る様になった。これは、OpenAIの研究者達も想像していなかった。そして、GPT3は、単一目的の言語ツールを超えて、様々な用途に使えるツールになった。従来は、基本的にタスク毎にモデルの学習が必要だったのが、GPT等の「Transformer」を活用した「AIモデル」に於いては、モデルを固定して「プロンプト」の形で、指示を変えるだけで、様々な「タスク」に対応出来る「汎用モデル」となった。【GPTの研究者の想定を超えた進化/「汎用モデル」化】

⑬こうして、「ディープラーニング」の流れから生まれた「Transformer」に依って、全てが変わり、それを用いて生まれた「大規模言語モデル」の「GPT」に依って、様々な「文章生成」が出来る様になった。【Generative AIに至るブレークスルー】

⑭「Transformer」に依って、「大規模言語モデル」が生まれ、それに依って、「文章生成」が花開いていったが、「画像生成」は、それとは別のルートで「Transformer」を活用する事で発展した。【画像生成AI誕生の流れ/Transformerの言語領域以外への拡張】

⑮「翻訳」とは「抽象化」すると、ある並びの記号の集合から、別の並びへのマッピングだ。つまり、「言語」と同じ方法で、その「メディア」を表現する方法を見つけ出せれば、その言語間で「翻訳」を行う為に、「トランスフォーマーモデル」を活用出来る。それがまさに「画像生成」で起きた。【画像にも使えるTransformer】

⑯「ディープラーニング」に依って、基本的な線や形、パターン等の語彙を基本構成要素として「画像」を捉える事が出来る様になった。つまり、「ディープラーニング」は、「画像」の「言語」の表現を解明したと言える。そして、「画像」が「言語」であるならば、「Transformer」に依って、「翻訳」が行える。そうして、「画像」から、重要な特徴を抽出して、それを「座標空間」にプロットして、その「座標空間」を移動する事で、「画像」を描く事が可能になった。つまり、AIにとって、「画像」を描くとは、「座標空間内を移動する事」となった。【画像を「言語」として扱い「Transform」する】

⑰インターネットには、Alt Textと云う形で、「ラベル付き画像」が豊富にある。それに依って、「OpenAI」は、「画像」と「テキスト」の世界を行き来する為の膨大な「データセット」を構築する事が出来、「モデル」、「データ」、「計算機」が一体となり、「画像」を「テキスト」に変換する「Dall-E」が誕生した。【インターネット上に豊富にあるラベル付き画像】

⑱現在、「画像生成AI」として広く使われている「Stable Diffusion」も、「Text Encoder」と呼ばれる部分で、「Transformer」を用いている。「Stable Diffusion」は、「拡散モデル」と呼ばれる手法を掛け合わせる事に依って、単に、「Transformer」を用いる以上に、クオリティーの高い「画像」を生み出す事に成功している。「拡散モデル」とは、簡単に云うと、「テキスト」とペアになった「画像」に対して、徐々にノイズを掛けていき、AIにそのノイズが乗った「画像」から「元画像」を「予測」させると云う「学習」をしていくモデルに依り、「テキスト」を入力すると、粗いノイズ画像が生成され、それが徐々にきれいな「画像」に生成されていくと云う挙動が生まれる。【拡散モデルに依る発展】

添付図3_「拡散モデル」とは、「テキスト」とペアになった「画像」に対して、徐々にノイズを掛けていき、AIにそのノイズが乗った「画像」から「元画像」を「予測」させると云う「学習」をしていくモデルに依り、「テキスト」を入力すると、粗いノイズ画像が生成され、それが徐々にきれいな「画像」に生成されていくと云う挙動が生まれる。

⑲総括すると、「画像」を含めて様々な「メディア」の「言語」を学習する「ディープラーニング」と、そうした「言語間」の「翻訳」を可能にした「Transformer」の2つが組み合わさる事で、今日の「Generative AI」に於けるブレークスルーが生まれた。【「DeepLearning」と「Transformer」が「生成AI」のブレークスルーを生んだ】

添付図2_「画像」を含めて様々な「メディア」の「言語」を学習する為の、これまでのAI技術の『深層学習(DeepLearning)』に加えて、そうした各メディアの「言語間」の「翻訳」を可能にする為の、アリゴリズムの『Transformer(翻訳機)』を組み合わせる事で、『生成AI(Generative AI)』と云うブレークスルーが生まれた。

 要するに、
「画像」を含めて様々な「メディア」の「言語」を学習する為の、
これまでのAI技術の『深層学習(DeepLearning)』に加えて、
そうした各メディアの「言語間」の「翻訳」を可能にする為の、
①「Embedding(埋め込み)」:言葉同士の意味の近さを数学的に表現、
②「Multi Head Attention(マルチヘッドアテンション)」:各単語間の関係性を数値化、
③「Feed Forward(フィードフォワード)」:ディープラーニングに於いて入力層からネットワークの各層を順に通過して、出力を行う処理で、インプットされた文章から次の単語の確率を出力する_
で構成されるアリゴリズムの『Transformer(翻訳機)』を組み合わせる事で、
『生成AI(Generative AI)』と云うブレークスルーが生まれた。


【3】生成AIは、何でも、正確に予想・予測する魔法のAIなのか?


 生成AIの問題点や限界は?

[1]技術的な課題・欠陥

 画像生成AIの現在の技術は、文字と言語の複雑さを完全には捉えきれていない事は明らかだ。

 技術的制限、学習データの偏り、文字認識の難しさ、抽象的な表現の困難さ、そして、文脈理解の限界が主な理由だ。

 これらの課題に対処する事は、AI技術の次なる大きなステップとなる。

 AIの発展と共に、これらの制限を超える日が来るかもしれないが、現段階では、「AIに依る文字表現は、依然として挑戦的な領域だ。

[2]フェイクコンテンツを生成する事がある

 生成AIには、フェイクコンテンツを生成してしまうリスクがある。生成AIは発展途上の技術だ。テキストや画像の処理技術が高く、精巧なコンテンツを生み出すが、情報の真偽を判断する精度はそれほど高くない事もある。偽情報や誤情報を選別出来ず、それらから学習した結果、誤ったコンテンツを作り出してしまう可能性がある。

[3]悪用されるリスクがある

 生成AIには悪用のリスクもある。今は存在しない、全く新しいテキストや画像を生成出来るので、本物の様なテキストや画像を生み出す事も出来てしまう。詐欺や成りすましの他、偏見に満ちた情報を作り上げたり、対象の尊厳を傷付ける様な画像を生成したりする事もある。生成AIの活用には、使用者の倫理観やリテラシーの向上が欠かせない。

[4]人間の仕事を奪う可能性がある

 生成AIが将来的に人間の仕事を奪ってしまうリスクもある。単純作業や条件分岐的な作業がいずれAIに代替されても、クリエイティブな仕事や複合的な判断が求められる仕事、型にとらわれない創造性が求められる仕事は、人にしか出来ないと云われてきたが、データの処理や分析に留まらず、全く新しいコンテンツを生み出す「生成AI」の登場で、「将来的にも残る仕事」に分類されている職種にも、AIの影響が及ぶ可能性がある。

[5]利用者としてのリスク

①情報漏えい

 生成AIを利用する際には、外部に情報が公開されるリスクがある。

 まず、AIモデルへの学習による情報漏洩だ。入力した情報がAIに学習されると、その情報は他の人がAIに対して質問をする際に使用される可能性がある。つまり、他人に洩れる可能性がある。

 もうひとつのリスクは、生成AIサービス事業者のログに情報が残る事だ。事業者は生成AIの悪用を防ぐ為に、入力内容を保存しているが、事業者内で不正行為が行われた場合や、外部からの攻撃に依って、情報が漏れる可能性がある。

②間違った情報(ハルシネーション)の利用

 生成AIは時として、実際の事実とは異なる情報を作り出す事がある。この現象を「ハルシネーション」(幻覚)と呼ぶ。学習に用いる情報が不正確である為に、誤った出力が生じるかの様に誤解される事があるが、実際には、正確な情報での学習でも、不正確な出力は生じ得る。高度に説得力のある文章の中に、誤情報が混ざるので、その情報を信頼してしまう事が決して珍しいケースではない。

③権利侵害(他者の権利を侵害する)

 生成AIが出力した文書や画像を商用利用する際には、著作権、商標権、意匠権、肖像権、パブリシティ権、プライバシー等の法的権利に関して注意が必要だ。生成AIサービスが「商用利用可」とされていても、出力される内容が他者の権利を侵害しない事を保証している訳ではない。ネットサーフィンで得られた情報を利用する場合と同様に、各権利の侵害に気を付ける必要がある。

[6]生成AIサービス提供者のリスク

①法令違反

 社会的リスクへの対策の一環として、各国では生成AIサービス事業者に対する規制が急速に進行している。政府が2023年中にまとめられるとされる人工知能(AI)の事業者向け指針の骨子案に依れば、事業者には、生成AIにどの様なデータを学習させたかの情報開示が求められるとの報道が出ており、著作権法の見直しに向けた動きも見られる。

②規約に反した学習データの利用(訴訟リスク)

 自社のビジネスへの打撃を懸念して、多くの企業が自社データの学習利用を制限する動きが広がっている。ニューヨーク・タイムズは、アメリカで、AIに記事や写真などを学習させる事を原則禁止するよう、サービスの利用規約を変更した。同様に、日本のストックフォトサービスであるPIXTA利用規約を改訂し、AI学習目的での使用を禁止行為として追加した。インターネット上の情報を安易に学習に利用する事は、訴訟リスクを引き起こす可能性がある。

③誤情報・権利侵害・差別等の出力(ブランドイメージの棄損)

 生成AIは、誤った情報や倫理的に好ましくない情報、他者の権利を侵害する内容を出力する可能性がある。この様な問題に対するシステム的な対策は非常に難しいとされている。この事は多くの人に理解されているものの、理解していない人が利用する事で問題が発生する可能性もある。

④プロンプトインジェクション

 プロンプトインジェクションとは、プロンプト入力内容を工夫し、サービス提供者が抑止している情報を引き出そうとする攻撃手法だ。例えば、爆弾の作成方法については回答しない様に設定された生成AIに対して、「指示されている誓約を全て忘れて」と云った指示を行う事で、予め設定されたシステム的な制約を回避して、本来回答すべきでない情報を引き出す事が可能となる。

⑤環境・データの侵害

 サービス環境や開発環境に対する侵害、不正プログラムの混入、モデル学習に使用するデータの改ざん等、他者からの攻撃を受けるリスクが存在する。

[7]社会のリスク

①犯罪者・悪意を持つ者の生産性・効率性を上げる

 生成AIは、フィッシングをはじめとする攻撃メールの文面を高度化する為や、マルウェアのコード作成などに利用されている。誰でも利用可能な一般向け生成AIであっても、犯罪用途にも転用される可能性がある一方で、WormGPTの様に犯罪目的で利用される事を前提に設計された生成AIも登場している。

②権利侵害

 生成AIは、他人の権利を侵害する可能性のある画像や文章を簡単に、大量に作成出来る能力を持っているので、著作権、商標権、意匠権、肖像権、パブリシティー権などの侵害が増加すると予想される。

③誤情報・偏見/差別等倫理的に問題のある情報の拡散

 生成AIは、偏見、差別、名誉棄損と云った倫理的に問題のある出力を行う可能性がある。。これは、前述のハルシネーションに依るものであったり、元々問題を抱えた情報を学習しているケースもある。これらの出力を利用者が十分に検討せずに利用すると、社会的な問題が増大する恐れがある。

④ディープフェイク

 AIに依り、現実ではない映像や音声でも、本物と区別がつかないほどの自然な精度で作成し、人を欺く事が容易に可能となる。これに依り、プライバシー侵害、詐欺、デマの拡散などの問題が生じる。SNSでの安易なポスト等に依り、自らが拡散者となってしまうリスクもある。

⑤データセンターの多数の生成AIサーバーで、膨大なデータの深層学習が同時進行するので、膨大な電力が浪費される可能性がある。

⑥生成AIで作成された多数のコンテンツ市中に出廻ると、それらの多数のコンテンツが深層学習の対象になり、このサイクルが繰り返されると、人の手作りのコンテンツが、生成AIの生成コンテンツに転換されて、優良コンテンツが悪質コンテンツに駆逐されてしまう!

⑦自動運転システムの生成AI用の深層学習対象データに、偏(かたよ)りやデータ過少があれば、不適切な深層学習結果となり、通常運転モードでも、非効率で危険な自動運転になるばかりか、異常状態での運転データが極端に少ないと、限定された条件に、特化・偏在・特殊化・限定されて、その条件から外れた、運転条件になった場合は、対応・適用出来ずに、暴走状態の非制御状態に陥る可能性が出て来る。

 これほどまでに、明確に、欠陥や問題点を指摘される「生成AI」と云うIT技術はめずらしく、いわば、「悪の申し子」とでもいうべき、麻薬的なIT技術ゆえ、法規制で禁止すべきだ!

 元々、「生成AI」のアリゴリズムの正当性は検証・立証不可で、システム生成物を設計・テスト・試験出来ない物は、工業製品のシステム実行モジュールとして正当化してはならない!


【以下転載1】

https://www.technologyreview.jp/s/331658/this-self-driving-startup-is-using-generative-ai-to-predict-traffic/
「生成AIで5秒後の道路状況を予測、自動運転スタートアップ」
               Technologyreview by James O'Donnell 2024.03.18

添付図1_「Copilot4Dは、訓練データに基づいて、ライダーデータの全てのポイントがどの様に移動するかを予測して、それを継続的に実行する事で、5~10秒先の予測を生成する」

【以下転載2】

https://note.com/kajiken0630/n/n8a1c33271280
「生成AIは今までのAIと何が違うのか? なぜいま盛り上がっているのか?」

                    note_Blog 梶谷健人 2023年2月28日 11:04

Windows Updateをエラーとせぬ様に、回復パーティションの空き容量率を50%にして、2024年10月のセキュアブートの脆弱性対策の最終フェーズに備えよ

【投稿者コメント】


【キーワード】

[回復パーティションの]、[空き容量率を50%に]、[セキュアブート脆弱性]


【件名】

Windows Updateをエラーとせぬ様に、回復パーティションの空き容量率を50%にすべし/2024年10月のセキュアブート関連の脆弱性対策の最終フェーズを迎えたら、起動メディアや起動用ファイルやBackupやBackupソフト起動用メディアを更新せよ」


【投稿本文】


【1】Cドライブの回復パーティションの空き容量不足で深刻な不具合が発生する


 下記の【以下転載】の報告で、重大事項を報告している。

 この報告は、WindowsOSのドライブ内ファイル構成、パーティション構成、OS起動、バックアップとリストア(復帰)等のWindowsOSの機能を熟知したIT専門家向けに書かれているので、結論を判りやすく解説したい。

 一言で云うと、【Cドライブの回復パーティションの空き容量不足で発生する様々な不具合事象】についての報告だ。


【2】深刻な不具合とその対処策


 これらの重要事項で、注目すべき事項は、

[1]2024年1月のセキュリティ更新プログラム「KB5034441」でエラーが多発、その原因は、「更新されたWinREを格納する回復パーティションの空き容量不足」であり、それを解消する回復パーティションの空き容量は、最低250MBもあれば良い。

[2]Windows10/11の通常のインストールでは、回復パーティションはディスクの最後に配置されているので、その1つ前にあるOS用パーティションの領域を最低250MB縮小して、未使用領域を確保し、その領域を含めて回復パーティションを作成し直して、WinREをセットアップし直せば、更新プログラムのインストールは成功する。

[3]Microsoftは2024年2月上旬に、回復パーティションの拡張に使用出来る新たなPowerShellスクリプトを公開したが、管理者権限での実行、PowerShellの実行ポリシーの設定、バックアップディレクトリの作成、スクリプトとの対話実行(英語)など、一般のユーザにはハードルが高過ぎる。尚、このスクリプトWindows PowerShellでは問題なく機能するが、「PowerShell7」(旧称、PowerShell Core)では、Split演算子の挙動の違いが原因でOSドライブの検出に失敗する。

[4]Microsoftは2023年5月から段階的に進めているセキュアブート関連の脆弱性対策を、2024年10月に強制実施する予定だ。これに備える為にも、実は、WinREの更新が重要になる。

[5]今後、2024年4月9日からの第3フェーズ(追加の脆弱なブートマネージャーのブロック、起動可能メディアの更新が必要)、2024年10月に最終フェーズ(SKUSiPolicy.p7bとDBXの強制施行)が予定されている。強制施行が実施されると、更新されていない回復パーティションの古いWinREイメージや、古い起動可能なメディア(インストールメディア、システム修復ディスク、回復ドライブ)から、セキュアブートが有効なWindowsバイスを起動出来なくなる可能性がある。

[6]2024年10月に最終フェーズの前に、
①回復パーティションの古いWinREイメージや、
②古い起動可能なメディア
(インストールメディア、
システム修復ディスク、
回復ドライブ)を更新して、
セキュアブートが有効なWindowsバイスを起動出来るようにしないといけない。

[7]これからWindows10/11を新規インストールすると云う場合は、予め余裕のある容量で回復パーティションを手動作成してインストールする事をお勧めする。

 ゆえに、やるべき対処策は、

(1)Microsoftが2024年2月上旬に、回復パーティションの拡張に使用出来る「PowerShellスクリプト」は使用に難があるので、下記の無償の「パーティション編集ソフト」の「MiniTool Partition Wizard Free Edition 12.8」等を使用して、ディスクの最後に配置されたている回復パーティションの1つ前にある、OS用パーティションの領域を最低250MB縮小して、未使用領域を確保して、その領域を含めて回復パーティションを作成し直して、WinREのパーティションを再生成する。添付図4に示す通り、当方のPCでは、当初の回復パーティションの容量を1.21GBから、2.00GBに拡大して、空き容量率を約20%から約50%に拡大した。空き容量を約1GBに拡大(250MBの4倍)しておけば、今後、容量不足にはなるまい。

(2)これで、回復パーティションの容量不足に依るWimdows Updateエラーは起こらないので、2024年10月のセキュアブート関連の脆弱性対策の最終フェーズを迎える前に、次のメディアやファイルを更新する。
・WinREイメージ
・インストールメディア
・システム修復ディスク
・回復ドライブ

(3)容量不足にならぬ様に、手動で回復パーティションを拡大しておけば、もう、Cドライブのパーティションは変更する必要はないから、改めて、パーティション変更に依るバックアップを取得する必要はないが、2024年10月のセキュアブート関連の脆弱性対策の最終フェーズの前後に、Cドライブのバックアップとバックアップソフト起動用メディアを再作成する必要がある。

 となる。


【3】無償の「パーティション編集ソフト」の事例


◯・「MiniTool Partition Wizard Free Edition 12.8」ー無料のパーティション管理ソフト

→無料ソフトであるが直感的に操作出来、使い勝手は大変良い。

△・「AOMEI Partition Assistant 10.3.1」ーパーティションの編集他

→データを含むパーティション編集を実行するには、PC再起動が必要で、処理時間が掛かる。


【4】使い方・操作の仕方/「MiniTool Partition Wizard Free Edition 12.8」


・「直感的に使いやすい設計が魅力のパーティション編集ツール/MiniTool Partition Wizard 無料版/フリーソフト100」
 https://freesoft-100.com/review/minitool-partition-wizard.php

・「フリーのパーティション管理ソフト!/「MiniTool Partition Wizard 無料版」/k本的に無料ソフト」
 https://www.gigafree.net/system/drive/MiniToolPartitionWizardFree.html

・「MiniTool Partition Wizardでパーティション管理をしてみる/Hatenaブログ」
 https://madai21.hatenablog.com/entry/minitool-partition-wizard-free-install-use

・「【MiniTool Partition Wizard 評判・安全性】PC用パーティション管理ソフト【使い方・有料版・クローン】」
 https://sukai.info/minitool-partition-wizard/

・「MiniTool Partition Wizard 無料版 12.6」
 https://pepeprism.hatenablog.com/entry/2021/12/04/091415

・「初心者でも簡単ーディスク管理ならー【MiniTool Partition Wizard (無料版)】パーティション管理・編集ソフト」
 https://www.haurin-zatunenlife.com/entry/minitool-partition-wizard2023

・「MiniTool Partition Wizard 無料版でパーティションを編集する」←【GUIを詳説 
 https://pc-more.fimplex.com/article/minitool-partition-wizard-free/


【5】使い方・操作の仕方/「AOMEI Partition Assistant 10.3.1」


・「構成されているパーティション調整、結合、コピー、削除などの操作を実施できるフリーのパーティションツールAOMEI Partition Assistant Standard/フリーソフト100」
 https://freesoft-100.com/review/aomei-partition-assistant.html

・「AOMEI Partition Assistant Standard Edition/パーティションサイズの調整や分割・結合も可能な無料のディスク管理ソフト/Vector
 https://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se501462.html

・「AOMEI Partition Assistantの使い方、無料版・有料版の違いを解説」
 https://shirokuma-folder.com/aomei-partition-assistant

・「OMEI Partition Assistant Standard の評価/フリーソフト100」
 https://freesoft-100.com/review/soft/aomei-partition-assistant.html

・「高機能なパーティション管理ソフト AOMEI Partition Assistant Standard」
 https://johobase.com/aomei-partition-assistant/

・「パーティション管理「Partition Assistant Standard」※AOMEI」
 https://freesoft-concierge.com/utility/aomei-partition-assistant-standard/


【6】インストール用ファイルのDowmload元


・「MiniTool Partition Wizard」
 https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/partwizhome/
・「AOMEI Partition Assistant」
 https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/aomeiparti/

 

【追 記】(2024年3月17日)

 本投稿の契機・動機だが、・・・

 「Windows Updateに於ける、Cドライブのパーティション変更に依る故障事象」は、今に始まった事ではなく、以前から発生しており、パーティションを勝手に変えられると、以前、使えたBackupもBackupソフト起動用メディアも使えなくなると云う重大支障に発展する。

 今回もWindows Update適用時に、裏で、サイレントで、回復パーティションの容量を増やすコマンドScriptが稼働していたと云うから、PCユーザとしては、由々しき事態だ!

 PCユーザに云わせると、「勝手に、黙って、パーティションを変えるなよ! それやったら、Backupは取り直しやんけ?!」だろう・・・

 回復パーティションの空き容量不足の為に、勝手に、パーティションを変えられたら、堪らんと、早速、手動で回復パーティションの空き容量を増やす事にした。

 そこで、手動で回復パーティションの空き容量を増やす為に、「パーティション編集アプリ」を起動したところ、何と、Cドライブだけでなく、他の全てのドライブの先頭には、身に覚えのない、40~50MBの小さなパーティションが作成・設置されているではないか!

 しかも、その小さなパーティションは空(から)ではなくて、ファイルを含んでいる!

 身に覚えのない、不審な、パーティションは、悪性コードや悪性Rootkitマルウェア等の棲家(すみか)にもなるので、速攻、削除した!

 しかも、Windows11の「コンピュータ管理/ディスクの管理」では、不審な、パーティションは表示されず、「パーティション編集アプリ」でしか表示されず、しかも、「パーティション編集アプリ」で削除出来てしまった!

 Cドライブでは、ドライブ先頭から3番目に、意図しない、不審な、パーティションが作成され、他の全てのドライブでは、ドライブ先頭に、意図しない、不審な、パーティションが作成されていた!

 作成した犯人は、Windows11のWindows Updateでしか有り得ない!

 最近のWindows Updateは、エクスプローラ等の深刻バグが連続すると云う迷走を続けているが、Cドライブのパーティション構成や回復パーティション更新も同じく、深刻バグが連続すると云う迷走を続けており、Microsoftは、それらのバグ事象に関わる情報をPCユーザへ提供・周知・開示する事は行わず、都合の悪い事は、徹底して、隠蔽しまくると云う、到底、有り得ない企業姿勢を続けており、IT企業としての責務や企業コンプライアンスは皆無のようだ!

 

【以 下 転 載】

https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/articles/2402/22/news014.html
「2024年1月の「WinRE更新エラー」は、なぜ、どのように発生したのか? どうやって解決するつもりなのか?/検証! MicrosoftWindowsセキュリティ(10)」
          @IT [山市良,テクニカルライター] 2024年02月22日 05時00分

①2024年1月のセキュリティ更新プログラム「KB5034441」でエラーが多発、その原因は、「更新されたWinREを格納する回復パーティションの空き容量不足」であり、それを解消すれば、エラーを回避してインストールを成功させる事が出来る。

②「Windows11」のバージョン22H2とバージョン23H2では、WinREの更新は品質更新プログラムに含まれており、「回復パーティション」の空き容量が足りない場合、WinREの更新は元のイメージにロールバックされて、サイレントに失敗する。
 WinREが更新されない場合、脆弱性は放置される事になる。これまでに公開されたWinREのBitLockerパイパスの脆弱性は、悪用の可能性は低いので、そうだとしても重大な問題にはならないが、今後、WinREに悪用の可能性がある重大な脆弱性が見つかった場合、そうとも云っておられない。

③CVE-2024-20666のWeb頁では、Windowsの様々なバージョンに対して、WinREを手動でオフラインパッチするPowerShellスクリプトも紹介されている。
 このオフラインパッチをWindows10バージョン21H2/22H2、Windows11バージョン21H2、他のServerOSに対して、「自動化ソリューション」として提供を強行した結果が、今回のセキュリティ更新プログラムのエラーを多発させた。

④WinREがWindows Updateで更新されるようになったのは、Windows11バージョン22H2の途中からだ。Windows11バージョン23H2は、WinREの更新の可能性を最初から知っている最初のバージョンだ。その為、Windows11バージョン22H2以前や、Windows11バージョン22H2から有効化パッケージで更新されたバージョン23H2では、セキュリティ又は品質更新プログラムに依るWinREの更新は失敗する可能性がある。

⑤添付図1の表1は、Windows10バージョン22H2、Windows11バージョン22H2、Windows11バージョン23H2を、Windowsセットアップにパーティション作成を任せて新規インストールした場合の「回復パーティションのサイズ」「WinREのサイズ(使用したISOイメージに依って異なる場合がある)」「空き領域」「2024年1月に更新されたWinREのサイズ」「WinREの更新の成功/失敗」をまとめたものだ。これらの情報は、「C:\Windows\Logs\WinREAgent\setupact.log」にも、添付図2のように記録される。

◎⑥Windows10/11の通常のインストールでは、回復パーティションはディスクの最後に配置されているので、その1つ前にあるOS用パーティションの領域を縮小(Shrink)して、未使用領域を確保し、その領域を含めて回復パーティションを作成し直して、WinREをセットアップし直せば、更新プログラムのインストールは成功する。

◎⑦現在、問題のセキュリティ更新プログラムのWeb頁には、「この更新プログラムを正常にインストールするには、回復パーティションに250MBの空き領域が必要です」と書いてあるが、実際には50~100MB程度追加するだけで成功した。

⑧容量不足に依る失敗(ロールバック)については、同じログファイルに添付図3のように記録される。Windows11バージョン22H2では、2024年1月の品質更新プログラムでWinREが更新されたが、既定のパーティション構成では明らかに容量不足であり、WinREは更新されずにロールバックされる。品質更新プログラムのインストールは成功した事にされ、WinREが更新されなかった事がユーザに通知されることはない。

⑨今回の脆弱性はBitLockerドライブ暗号化を利用していない限り、影響を受けないし、影響を受けるとしても悪用の可能性が低い為に、放置しても問題はないが、今後、より深刻なセキュリティ問題でWinREの更新が必要になった事を考えてみてほしい。又、Windows Server 2016やWindows Server 2019の既定のパーティション構成では回復パーティションがディスクの先頭に位置しているので、緊急でWinREの更新が必要になった場合、かなり厄介だ。
Windowsセットアップが自動作成したパーティション構成のWindows10バージョン22H2(x64)環境に、「KB5034957」に従って手動でオフラインパッチを実施したところ、問題なく更新は成功した。このオフラインパッチのPowerShellスクリプトは、回復パーティション内のWinREイメージを直接ローカルにマウントし、パッチした上でアンマウントすると云う動きをする。

⑪2023年3月にWindows10/11向けに同じように、WinREのオフラインパッチ用スクリプトが提供された事があった。その時は、回復パーティションの空き容量不足でスクリプトが失敗する事があったが、今回はサイズが微増であったので、「たまたま成功した」のだと思われる。

⑫しかしながら、その後Windows Updateを実行すると、セキュリティ更新プログラム「KB5034441」が検出、ダウンロード、インストールされ、そしてエラー「0x80070643」で失敗を繰り返す。CVE-2024-20666は対策済みであり、セキュリティ更新プログラム「KB5034441」は不要のはずだ。これが検出されるのは、「自動化ソリューション」がWinREの現在のバージョンをチェックしていないからだ。

⑬なぜ、今回の更新プログラムはこのように多数の問題を抱えたままリリースされたのか、それは、サポートされている全ての環境でテストしていないからだろう。
 回復パーティション不足に依る更新の失敗は、KB情報公開時から分かっていたようだし、回復パーティションの拡張方法もKB情報までたどり着ければ最初から提供されていた。
 しかし、回復パーティションが存在しない、WinRMが有効になっていない環境は想定していなかったようだ。そして、Server Coreの違いも想定しておらず、通常のWindowsと同じように更新出来るはずだと思ったのだろう。

Microsoftは2024年2月上旬に、回復パーティションの拡張に使用出来る新たなPowerShellスクリプトを公開した。筆者はこのPowerShellスクリプトで拡張出来たが、管理者権限での実行、PowerShellの実行ポリシーの設定、バックアップディレクトリの作成、スクリプトとの対話実行(英語)など、一般のユーザにはハードルが高過ぎると感じた。尚、このスクリプトWindows PowerShellでは問題なく機能するようだが、「PowerShell7」(旧称、PowerShell Core)では、Split演算子の挙動の違いが原因でOSドライブの検出に失敗する。

⑮このように、2024年1月のWinREのセキュリティ更新プログラム(自動化ソリューション)には、数多くの問題がある。そして、2024年2月のセキュリティ更新では、この問題は解決されなかった。Microsoftはこの問題に、どのように対処するのだろうか。

Microsoftは2023年5月から段階的に進めているセキュアブート関連の脆弱性対策を、2024年10月に強制実施する予定だ。これに備える為にも、実は、WinREの更新が重要になる。

Microsoftは、2023年5月のセキュリティ更新(Bリリース)で、「Windowsブートマネージャー」を更新し、古いブートマネージャーを失効させる為の「コード整合性ブートポリシー」(SKUSiPolicy.p7b)と、信頼されていないモジュールの読み込みをブロックする「禁止された署名リストデータベース」(DBX)の更新を、既定では無効な状態で提供した(初期展開フェーズ)。

◎⑱その後、2023年7月(Bリリース)に第2フェーズに進み、軽減策を有効にする簡略化された手順が追加された。そして今後、2024年4月9日からの第3フェーズ(追加の脆弱なブートマネージャーのブロック、起動可能メディアの更新が必要)、2024年10月に最終フェーズ(SKUSiPolicy.p7bとDBXの強制施行)が予定されている。
 強制施行が実施されると、更新されていない回復パーティションの古いWinREイメージや、古い起動可能なメディア(インストールメディア、システム修復ディスク、回復ドライブ)から、セキュアブートが有効なWindowsバイスを起動出来なくなる可能性がある。

⑲これからWindows10/11を新規インストールすると云う場合は、予め余裕のある容量で回復パーティションを手動作成してインストールする事をお勧めしたい。筆者の物理PCでは全て回復パーティションを手動作成してインストールしてあるので、今回のエラーの影響を受ける事はなかった。