【投稿者コメント】
【キーワード】
[開発者向β版が使える]、[使用は自己責任]、[正式版は今秋始めから]
【件名】
「iOS17発表!ジャーナル、NameDrop、スタンバイなどの新機能!/小粒な改良に留まる/新規性に乏しく停滞感満載!/iPhone15への乗り換えは、ハード性能等のコスパ次第だ!」
【投稿本文】
Appleは世界開発者会議(WWDC23)で、この秋正式リリースする「iOS17」を発表した。
メッセージ、電話アプリ、FaceTimeがアップデートされ、「NameDrop」、「ジャーナル」、「スタンバイ」などの新機能が追加されている。
下記の【以下転載1】に依ると、iOS17の新機能は次の通り。
●連絡先ポスター
写真やミー文字などを使って、通話中の画面をカスタマイズ出来る様になる。これはロック画面をパーソナライズする様なものだ。
●Live留守番電話
ライブ留守番電話では、誰かが留守番電話を残す時にリアルタイムでメッセージが書き起こされて、ユーザはそれを確認して、発信者がメッセージを残している間にその電話に出るかどうかを決められる。
●安否確認
友達や家族の現在位置が確認可能となる。又、到着次第、相手に無事に帰宅した事を知らせる事も出来る。
●NameDrop
AirDropの新しい共有方法として追加された「NameDrop」は、電話番号を交換するのに非常に便利な機能だ。
iPhone同士を近づけると、「連絡先ポスター」が表示される。このポスターに表示された情報から、電話番号などの、自分が共有したいものを選択するだけだ。
NameDropはiPhoneとApple Watch間でも使える。
●新しいステッカー
絵文字を全てステッカーに出来る。又、写真やLive Photoを動くステッカーに変換出来て、メッセージ内で使用可能となる。
ステッカーは、剥がしたり、貼ったり、サイズを変えたり出来る。
●自動修正機能が向上
Transformer言語モデルの導入に依り、自動修正がより正確になる。フレーズや単語を元に言語モデルが学習するので、より正確で迅速な入力が可能となる。
音声入力機能も向上する。
●「ジャーナル」アプリ
ジャーナル(日記)アプリは、今年後半に登場する。
ジャーナルの候補(何を元に書くかの候補)は、写真や位置情報から提案されるので、それらの中から好みのものをタップしてテーマを選ぶと、日記の記述を開始出来る。
日記はプライバシー保護の為に完全にロックされて、Appleもアクセス出来ない。
●「スタンバイ」
iPhoneを充電時に横向きにするだけで、一目で分かる情報が表示可能となる。これは、iPhoneをスマートホーム機器として使用する機能だ。
iPhone14 Proシリーズであれば、常時表示ディスプレイに依り、これらの情報を常に表示出来る。
時計として使ったり、写真を表示したり出来、又、ウィジェット(天気予報など)やライブアクティビティ(試合結果、デリバリーの状況)を表示する事も出来る。
●Hey SiriがSiriに
Siriのウェイクワードが、「Hey Siri」から「Siri」へと変わる。
◇
尚、下記の【以下転載2】に依れば、Appleは、これまで年額12,980円のApple Developer Programに加入しなければダウンロード出来なかったiOS17などの「開発者向けベータ版」を、Apple IDを使って開発者アカウントに登録すれば、誰でも無料でダウンロード出来る様にした。
Apple IDを開発者アカウントに登録すれば、iPhoneの「ソフトウェアアップデート」からダウンロード出来る様になる。
すると、iPhoneでは、「設定」 > 「一般」 > 「ソフトウェアアップデート」のベータアップデートをタップすれば、「iOS17 Developer Beta」と「iOS16 Developer Beta」が選択可能になっており、開発者向けiOS17ベータ1をダウンロード出来る様になっている。
但し、初期のベータ版には著しい不具合やバグが発生する可能性があるので、メインデバイスにインストールする事は推奨出来ない。
インストール・使用は自己責任となる!
インストールが完了して、最初の起動で、WiFi接続が切られていたら、再接続すればよい。
具体的な操作手順は次の通り。
【iOS17ベータ版のインストール手順】
最初の開発者ベータ版は現在利用可能であり、Appleは最初のiOS17パブリックベータ版が7月にリリースされる予定であると表明した。
但し、Appleは初めて、無償のApple Developerアクセスを利用して開発者のベータ版を無料にした。
①有料のApple Developerアカウントは必要なくなった。
但し、以下の手順で開発者ベータ版にアクセス出来ない場合は、 developer.apple.com で、Apple IDを使用してサインインする必要がある場合もある。
②iPhone、又は、iPadの新しいバックアップを作成する、iOS16にダウングレードしたい場合やその必要がある場合に重要だ(AppleはMac又はPCのバックアップを作成する事を推奨している)
③iOS16.4以上を実行しているiPhone、又は、iPadで設定アプリを起動する。
④「一般」 > 「ソフトウェアアップデート」をタップする。
⑤新しいベータ更新ボタンを選択する(表示されるまでに少し時間が掛かる場合がある)
⑥ここで、開発者ベータ版を選択する。
⑦ベータ版に関連付けられているApple IDを変更する必要がある場合は、下部にあるそれをタップする。
⑧完了したら「戻る」を選択する。
⑨iOS17開発者ベータ版が表示される事を確認して、[ダウンロードしてインストール]を選択する。
ベータアップデートを有効にするオプションが表示されない場合は、又は、iOS17が表示される場合は、次の手順を実行する。
・設定アプリを終了して再起動してみる。
・iOS16.4以降を実行している事を再確認する(そうでない場合は、設定内のベータオプションを取得する前に更新する必要がある)
・Apple IDを使用して、 developer.apple.com に無料でサインインしてから、上記の手順をもう一度試す。
◇
今回のiOS17の新機能だが、特に、目を引く、新規性豊かな機能はなく、どちらかと云うと、「小粒な改良」に留まっており、OS更新とともに新機種へ乗り換えと云う動きに乏しい!
今回のWWDC23での発表・プレゼンへの注目・関心は、ひとえに、Apple製MRヘッドセットの「Vision Pro」へ集中したので、新規性に乏しいiOS17は影が薄い状況だ!
もう、iPhoneの新規機能は出尽くし感、満載ゆえ、AppleはこうしたiPhoneの停滞を打ち破るべく、満を持して、Apple製MRヘッドセットの「Vision Pro」を打ち出して来たのだろう!
ゆえに、iPhone15への乗り換えは、ハード性能等のコスパ次第だと再確認出来た!
【以下転載1】
https://9to5mac-com.translate.goog/2023/06/07/ios-17-which-features-work-with-your-iphone/?_x_tr_sl=auto&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=wapp
「iOS 17: iPhone で動作する機能のリストは次のとおりです」
フィリペ・エスポシト | 2023年6月7日 - 午後2時09分(PT)
添付図1_iOS 17: iPhone で動作する機能のリストは次のとおりです
今週、Apple は iPhone オペレーティング システムの次期メジャー アップデートである iOS 17 を発表しました。
これにより、NameDrop、スタンバイ モード、ロック画面のカスタマイズ オプションの追加、よりスマートなキーボードなど、多数の新機能が導入されました。
ただし、これらの機能のすべてが iOS 17 でサポートされているすべての iPhone モデルで動作するわけではありません。
どの機能がどの iPhone で動作するかについて詳しく説明しますので、読み続けてください。
まず、iOS 17 では、iPhone 8 以降で動作する iOS 16 と比較して要件が変更されます。
iOS 17 では、Apple は iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X のサポートを終了するため、アップデートをインストールするための最小要件は iPhone XR 以降を持っていることです。
ただし、対象となる iPhone をお持ちの場合でも、一部の新機能には新しいデバイスが必要になる場合があります。
特定の iPhone モデルに必要な機能のリストを作成しました。
<<IOS17の特徴>>
■ライブボイスメール
Live Voicemail は、ユーザーが Visual Voicemail を操作する方法を変革し、番号に電話する代わりにメッセージ リストからメールボックスにアクセスできるようにします。iOS 17 では、ボイスメールがロック画面にリアルタイムで書き起こされます。
ただし、この機能は iOS 17 を実行している iPhone で動作しますが、利用できるのは米国とカナダのみです。
添付図2_iOS 17 の機能: ライブボイスメール
■FaceTime での 3D リアクション
iOS 17 では、FaceTime に多くの新機能が追加されています。
たとえば、誰かが電話に出られなかった場合、ユーザーはビデオ メッセージを残すことができます。
手の動きを検出してハート、紙吹雪、花火などのエフェクトを表示する新しい 3D リアクションもあります。
ただし、これにはiPhone 12以降が必要です。
iOS 17 と tvOS 17 の両方を使用すると、ユーザーは iPhone を Apple TV にワイヤレスで接続し、大画面で FaceTime 通話を開始できます。
この機能は、iOS 17 を実行しているすべての iPhone モデルでも動作しますが、第 2 世代 (2021) Apple TV 4K 以降が必要です。
添付図3_iOS 17 および tvOS 17 の機能: Apple TV の FaceTime
iOS 17 の NameDrop を使用すると、ユーザーは他の iPhone ユーザーに連絡先を近づけるだけで、自分の連絡先を他の iPhone ユーザーと共有できます。
この機能は、iOS 17 を実行しているすべての iPhone モデルで利用できます。
Apple Watch でも利用できますが、Series 6 以降に限ります。
添付図4_iOS 17の機能: NameDrop
■オートコレクトの改善
iOS 17 では、機械学習を使用して携帯電話での入力方法をより深く理解し、自動修正をより正確かつ個人的なものにします。
変更内容を示すために単語には一時的に下線が引かれますが、タップするだけで元の単語に戻すことができます。
このシステムは、アラビア語、オランダ語、英語、フランス語、ドイツ語、ヘブライ語、韓国語、イタリア語、ポーランド語、ポルトガル語、ルーマニア語、スペイン語、タイ語の iPhone 12 以降でのみ利用できます。英語、フランス語、スペイン語。
■キーボードの予測
もう 1 つの新しいキーボード関連機能は、入力時のインライン予測です。システムは、ユーザーが入力している単語や文章を予測し、スペースバーをタップするだけでそれらを自動補完します。
キーボード予測にも iPhone 12 以降が必要ですが、現時点では英語でのみ機能します。
■AirPods アダプティブ オーディオと高速な自動切り替え
Apple は、AirPods に予定されているいくつかの優れた機能強化を実証しました。
これらには、外部環境に応じて透明性とアクティブ ノイズ キャンセリングを動的に混合するアダプティブ オーディオが含まれます。
互換性のある iPhone モデルに制限はありませんが、この機能は第 2 世代 AirPods Pro でのみ動作します。
同じ要件が高速自動スイッチングにも適用されます。
添付図5_iOS 17 の機能: AirPods アダプティブ オーディオ
■AirPods で押すとミュートまたはミュート解除されます
通話中に AirPods のステムを押して、通話をミュートまたはミュート解除できるようになりました。
この機能は、第 3 世代の AirPods と両方の世代の AirPods Pro で動作します。Digital Crown を介して AirPods Max とも連携します。
■新しい「Siri」コマンド
iPhone 6s 以降、ユーザーは「Hey Siri」と言うだけでハンズフリーで Siri と会話できるようになりました。
このコマンドは後にほぼすべての Apple デバイスに追加され、Apple のスマート スピーカーである HomePod にとって重要なものになりました。
しかし、iOS 17、macOS 14、その他のアップデートにより、ユーザーは仮想アシスタントと話すために「Hey Siri」と言う必要がなくなりました。
新しいコマンドは iOS 17 を実行しているすべての iPhone で機能しますが、現時点では英語のみです。AirPodsに関しては、第2世代AirPods Proのみが互換性があります。
■Siri の連続リクエスト
Siri はついに連続リクエストを行うようになりました。
つまり、Siri を一度アクティブにすると、再度アクティブにすることなく複数のリクエストを要求できるようになります。
たとえば、「Siri、今行くところだよとエマにメールして」と言ってから、「Siri」と再度言わなくても、「家に帰ったら植物に水をやるようにリマインドして」と言うことができます。
この機能も英語でのみ機能します。
添付図6_Hey Siriコマンド
■指差して話す
iOS 17 の新しいアクセシビリティ機能の 1 つは、ポイント アンド スピークです。
これにより、視覚障害のある人が、テキスト ラベルが付いた物理オブジェクトを簡単に操作できるようになります。
iPhone のカメラを何かに向けると、システムが検出されたテキストを読み取ってくれます。
ただし、この機能は、LiDAR スキャナーを搭載した iPhone (iPhone 12 Pro 以降の Pro モデル) でのみ利用できます。
■ホーム 活動履歴
ホーム アプリの新しいアクティビティ履歴を使用すると、誰がいつドアをロックまたはロック解除したかを確認できます。
また、ガレージ ドア、接触センサー、セキュリティ システムの最近のアクティビティも表示されます。これは iOS 17 を実行している iPhone で動作しますが、この機能を有効にする前にホーム アプリのアーキテクチャを更新する必要があります。
■待機する
iPhone には iOS 17 で新しいスタンバイ モードがあり、iPhone が水平に置かれ充電器に接続されている場合、全画面ウィジェットを備えた代替インターフェイスが表示されます。
スタンバイ モードは、iOS 17 を搭載したすべての iPhone で利用できますが、Always-on Display により画面に情報が常に表示されるのは iPhone 14 Pro のみです。
添付図7_iOS 17の機能: スタンバイ
■iOS 17の詳細
iOS 17 の最初のベータ版が開発者に利用可能になりました。
Apple によると、パブリックベータ版は今夏に提供され、正式リリースは今秋になる予定です。
ベータ アップデートのインストール方法の詳細については、 Apple Developer Web サイトを参照してください。
・iOS 17 開発者ベータ版をインストールする方法は次のとおりです。
https://9to5mac-com.translate.goog/2023/06/05/install-the-ios-17-beta/?_x_tr_sl=auto&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=wapp
・iOS 17 連絡先ポスター: フォント、画像、背景をカスタマイズする方法
https://9to5mac-com.translate.goog/2023/06/06/ios-17-contact-posters-how-to-change-font-image-background/?_x_tr_sl=auto&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=wapp
・新しい iOS 17 の高解像度の壁紙をここからダウンロードしてください
https://9to5mac-com.translate.goog/2023/06/06/ios-17-wallpaper/?_x_tr_sl=auto&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=wapp
・iOS 17 メッセージには、絵文字タップバック、ステッカー、音声メッセージの文字起こしなどが追加されています
https://9to5mac-com.translate.goog/2023/06/05/ios-17-messages-new-features/?_x_tr_sl=auto&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=wapp
・iOS 17 では Apple Podcasts のインターフェースが若干更新されました
https://9to5mac-com.translate.goog/2023/06/06/apple-podcasts-ios-17/?_x_tr_sl=auto&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=wapp
【以下転載2】
https://iphone-mania.jp/news-540876/
「iOS17などの開発者向けベータ版が、誰でも無料でダウンロード可能に」
iphone-mania 2023年6月7日12:01公開
図8_Apple ロゴ
Appleは、これまで年額12,980円(米国では月額99ドル)のApple Developer Programに加入しなければダウンロードできなかった開発者向けベータ版を、Apple IDを使って開発者アカウントに登録すれば誰でも無料でダウンロードできるようにしました。
■Apple IDで誰でも開発者向けベータ版のダウンロードが可能に
今回の変更により、Apple IDさえあれば、一般登録ユーザー向けのパブリックベータ版のリリースを待たずに、世界開発者会議(WWDC23)( https://iphone-mania.jp/news-538573/ )で発表されたiOS17( https://iphone-mania.jp/news-540712/ )、iPadOS17( https://iphone-mania.jp/news-540717/ )、macOS Sonoma( https://iphone-mania.jp/news-540753/ )などの開発者向けベータ版をダウンロード及びインストールできるようになります。
ただし、初期のベータ版には著しい不具合やバグが発生する可能性があるため、メインデバイスにインストールすることはおすすめできません。
・Apple has officially made the developer betas available for free.
・You only need to sign in with any Apple ID here https://t.co/YEQr1kg3Do
・Image source: https://t.co/ZPEBwECpxO pic.twitter.com/leJsobfJEt
— iSoftware Updates (@iSWUpdates) June 6, 2023( https://twitter.com/iSWUpdates/status/1666172861759860740?ref_src=twsrc%5Etfw )
■iPhoneの「ソフトウェアアップデート」よりダウンロード可能
筆者のiPhoneでは、「設定」 > 「一般」 > 「ソフトウェアアップデート」のベータアップデートをタップすると、「iOS17 Developer Beta」「iOS16 Developer Beta」が選択可能になっており、開発者向けiOS17ベータ1をダウンロードできるようになっています。
添付図8_iOS17ベータ1
iPadでも同様に、開発者向けiPadOS17ベータ1のダウンロードが可能な状態となっていました。
添付図9_iPadOS17ベータ1
■iOS16.4から開発者アカウントとApple IDの関連付けが必要に
Appleは、iOS16.4/iPadOS16.4ベータ( https://iphone-mania.jp/news-524478/ )で、有料版のApple Developer Programに登録していない非開発者のユーザーが、有料版に登録している開発者のユーザーと構成プロファイルを共有して、開発者向けベータ版を入手するのを防ぐために、ダウンロード時に開発者アカウントに関連付けられているApple IDの入力を要求するようになりました。
同社は今後、Apple IDで開発者向けベータ版をインストールしている全てのユーザーを把握できるようになります。
Source:Apple( https://developer.apple.com/support/compare-memberships/ ) via 9to5Mac( https://www.macrumors.com/2023/06/06/developer-betas-free-to-download/ )
(m7000)